故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

できたがな

2022-11-19 04:55:26 | よもやま話

写真のタイトルは、「できるかな」です。
屋根にかかる大木の枝を切ろうとしました。

写真のタイトルは、「できたがな」です。
屋根にかかる枝をすべて切り落としました。


法律は 時に冷たし 温もりに

木を切る前には、「できるかな」と怖れました。
切ったあとは、「できたがな」(今日のタイトル)とほっとしています。

なぜ、自分が。
こう思ったら、何にも前に進みません。

自分だったら、どうするか。
それだけを考え、挑戦しました。

ひと段落です。
今日、切り取った枝をクリーンセンターに運んだら、樵ミッションを中断します。
幹は、また今度です。

プロジェクトが終わった後は、いつも脱力感でいっぱいです。
今回のミッションは、複雑です。
裏山の持ち主は、今や1000人を超えるだろう。
昭和18年に同族11人の地権者がもっていたが、相続されていない。
裏山の持ち主に木を切って欲しいと、近所の人が区役所に相談した。
二年前、区役所立ち合いで、相続者の一人も参加し、近所の人も集まり会合がもたれた。
区役所の判断は、地権者全てのハンコがいるでした。
そして、うやむやになりました。

裏山の落ち葉が降り積もる我が家の屋根は腐りかけていました。
このままではと、登録されている地権者の一人の孫に掛け合いました。
区役所に相談してください。
どうぞ、好きに切ってください。
とやはり他人事でした。

自費で自宅敷地に鋼管足場を建てて、敷地境界を越境している枝を切ることにしました。
素人が手を出すミッションではありませんでした。
他人に頼むこともできず、自分で枝打ち工事をしました。
切った枝をクリーンセンターに自分で運び、処理費を負担しました。

蛮勇を奮って危険な仕事をしたことを、自慢する気持ちはありません。
世間によくある困りごとの解決手段の一つとして、読んでいただければ幸いです。

2022年11月19日
コメント
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