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写真タイトルは、「干し大根」です。
しもぶくれの大根は、煮てもおろしても美味しい。
数年に一度の雪をかぶりました。
島では珍しく吹雪ました。
昨日は、うっすらと山が雪化粧をしましたが、昼には融けました。
今日は、島の反対側迄走り、二軒の空き家の水道管に凍結防止の保温をしました。
今日のタイトルは、「そうなんや」です。
カフェの隣の方が、認知症になられました。
息子さんの心配をよそに、何回も徘徊を繰り返しました。
雪の早朝、片方ずつ違うサンダルを履いて出ました。
転んだのか裸足のまま、15Km離れた方向違いのコンビニで保護されました。
凍傷になり、そのまま入院されました。
刑事が訪ねて来られ、私達から事情を聴きました。
事件性がないことを確認され、帰られました。
続いて、一度も来たことがない民生員の方が訪ねて来られました。
会社のパワハラ、家庭内のモラハラでうつを発症し家に閉じこもりになる。
ヤングケアラーは、15人の未成年者に一人はいると聞く。
研修制度で来日したベトナム人が、一緒に働く中国人を刺しました。
島の牡蠣業者で起きました。
社会が抱える問題だと言われます。
認知症の場合、民生員や公的機関(市役所、ケアマネ、地域の惣代)の取り組みが悪い。
パワハラの場合、学校、会社や警察の対応が遅いとか言われます。
過疎になったのは、政策が悪いとも言われます。
それもあるでしょう。
「あなたが盗んだ」と言い張る認知の母に、「そうじゃない」と娘は否定し、咎めます。
そして、身内であれば情けなくなり、大好きだった母が嫌いになります。
医師から、「認知は、歳から来るものです」と教えられ霧が晴れる。
変わる母を、「そうなんや」と感じる(気づく)ことから始めた方がよいと私は考えます。
次に、当事者意識を持つことです。
自分だったらどう対応するか。
誰かのせいにしても問題は解決しません。
腹がくちたら悪さもせんじゃろうと、おばさんは非行少年にお握りを食べさせる。
したくてもできない年寄りに代わり、私は少しだけ草刈や耕すのを手伝う。
あとは、いつも通りやれるのです。
日本中の耕作放棄地の草刈はできない。
出来ない理由に向き合い、「そうなんや」と少し理解します。
自分はどうするか。
できることを、できるだけやるだけです。
2023年1月25日