
絵のタイトルは、「一日の終わり祝う」です。
あれこれ考え、もんもんと眠れませんでした。
朝焼けです。
先輩に電話をする。
よく眠れないんだと、寝惚け声です。
大丈夫だなと電話を切る。
今日のタイトルは、「どんでん返し」です。
ちゃぶ台をひっくり返しても、何にも起こらなかった。
周りの人が、扱いにくい人と警戒するだけでした。
宝くじに当たって、家のローンを払って、子供たちに幾分か分配し、後は残す。
こんな夢をみました。
3高の彼氏を射止めても、何か違う。
すべて、今の生活の延長線に幸せがあると信じる夢物語でした。
決して起こらない夢ではない。
現実的な「どんでん返し」を検証します。
「気づく」ことです。
自分は何者か知ることです。
自分探しの先に、「どんでん返し」は待っていました。
何度でも、「どんでん返し」ができることを知りました。
子供が増えるごとに、転職をして給料を上げる。
自分の時間給をあげるために、人を使う。
人を使い続けるために、コスパと仕事効率を上げる。
片時も休まずシミュレーションをし、本を読みアイデアを練り上げる。
金を持つと、金に使われるようになりました。
家族のために稼いだ金のせいで、家族を引き離すことになりました。
高いがゆえに人より早く家が買え、単身赴任で暮らしても十分な金がある。
寂しい時に、家族以外の人に相談できる。
年収の高い人は離婚率が高い。
年収の低い人は、鍋窯投げ合い、罵りあいながらも夜は同じ布団で寝る。
都会のエリートサラリーマンは年収1000万円です。
田舎は家族総出で、年収1000万円です。
コスパゼロのカフェをやり、
黒字を目指し、6次化(野菜を作り、料理をし、客に出す)を試す。
インターネットで集まった客のピークカットをするために口コミに挑戦する。
一組だけの予約客に、酒は持ち込み、冷蔵庫の在庫でお任せ料理を作る。
景色が見えないと、耕作放棄地の雑木を伐り草を刈る。
地域おこしは、巻き込むではなく分けるだと気づく。
田舎の余り物(耕作放棄地に眠る果物、猪肉と捨てる雑魚)を都会の捌ける友人に送る。
最初は迷惑顔で驚く友人も、多すぎる果物を家族と手分けして捌く。
おかげで夫婦円満の機会ができたと、田舎に酒を送る。
届いた酒を耕作放棄地の持ち主と酌み交わす。
気持ちが変わる。
借金しない程度、金があればよい。
夜明けとともに服を替え畑に出て汗をかく。
病院にたまには来いと医師に叱られる。
使う人も頼る人もいないから、自ら掃除をし洗濯をする。
未経験の料理だって、食べてくれる。
生まれたから生きると気づくまで、時間がかかりました。
長生きするわよと娘に背中を押される。
次の「どんでん返し」が待ち遠しい。
私は、どうするだろう。
2023年11月28日