故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

葛、猪、山崩れ

2024-02-26 10:58:09 | よもやま話

写真のタイトルは、「山の畑」です。
開墾は大変な作業ですが、景色は一級品です。
遠くに広島サミットが実施されたプリンスホテルが見えます。


久しぶりに山の畑に行きました。
今日のタイトルは、「葛、猪、山崩れ」です。

2021年夏に島の家と畑を買いました。
不動産屋さんが、仲介を辞退したいわくつきの畑も含まれています。
こんな危険な畑を売ったとあっては、孫子の代まで非難される。
2018年7月豪雨で、線状降水帯が居座り、島の多くの斜面も崩落しました。
我が家の畑は、崩落した斜面の反対側です。

2021年の12月に我が家の山の畑を見に行きました。
雑木で覆われ、いたるところに猪が掘った大きな穴がありました。
猪の獲物は、葛の根です。
葛の根(でんぷんが多い)は、地下1mにあります。
2022年の夏に雑木を伐ろうと試みましたが、蜂の巣が多く断念しました。
冬になって、初めて雑木を伐り始めました。
伐り切れませんでした。

2023年5月にも伐りました。
斜面が崩落しないように、木を残しました。
残った木を覆うように葛が弦を伸ばしました。
冬には、猪が斜面に穴をいくつも掘りました。

2024年(今年)の2月になって、やっと畑に行きました。
葛のつるを切り、猪が開けた穴に土を入れています。
その後、龍のひげなどの根を張る常緑草や水仙(猪は臭いが嫌い)、
根が深い低木(花)を植える予定です。
買ったからには、責任をもって管理しなければなりません。

トンビより高い山の上の風は爽やかで、景色はとびきりです。
雑木や葛に覆われたのでは、その景色も見えません。
頑張るしかないでしょう。

2024年2月26日
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする