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写真のタイトルは、「出張神楽」です。
正月の祝い事が続く地方文化です。
暇なんだろう、焚火を囲んで親父たちが集う。
農機具修理工場がある。
東北から持ち帰ったカンリ機(耕運機)の修理を依頼した。
いつもの物静かな男が対応してくれた。
以前、パンク修理(空気吸入口破損)を依頼した。
出来上がったら、左右つけ間違えていた。(空気吸入口が内向き)
そのまま使っている。
島の畑は段々畑で、ぎりぎりまで鋤くと上の段の石垣が心配である。
空気注入口を破損することはなくなった。
今日のタイトルは、「意気に感ず」です。
クラッチ用のワイヤーの不具合。
アクセルの不具合。
オイルポットの油漏れ。
エンジンオイルとギアオイルの交換。
畝切の追加。
交換部品の値段をチェックしながら注文してくれた。
不具合は、完璧に修理されていた。
どこかの耕作放棄者が捨てた畝切(中古品)もついていた。
こちらの懐具合を心配してくれる修理業者は少ない。
もう歳だから長くはできないとその男は言った。
私の年齢を伝えると、「下」だと恥ずかしそうだった。
東北の友人から送られてきた、山菜(こごみ、タラの芽)をおすそ分けした。
見たこともない山菜を喜んでくれた。
島では耕作放棄せざるをえない高齢者が多い。
継承者も少なく荒れ地が増えていく。
放棄された山の木でせっかくの景色が見えない。
消防用の山道(消防車が入れる)脇の木を伐採するものがいる。
島で年に一回花火が模様される。
耕作放棄地の雑木が壁になり見えないと、伐採するものがいる。
荒れ地じゃせっかく来た観光者もがっかりすだろうと、草を刈るものがいる。
道路わきの畑に、誰が見るでもない花や花木を植えるものがいる。、
海岸のごみを拾う、スタンドアップパドルボードの仲間がいる。
どのグループも人も名前がない。
猪を捕る、ちぬを釣る猟師&漁師がいる。
どちらも獲れない年寄りが「うまい」と食っている。
お礼の金は回らないが、畑や山で採れたものが回る。
どちらも名前がない。
2024年4月19日