絵のタイトルは、「ゴルフ場の女」です。
この頃は、観賞する余裕も描く余裕もありません。
いつまでも、夫婦で、また友人とゴルフができる。
そんなことが嬉しいのです。
ゴルフに行きました。
今日のタイトルは、「うまくいった試しがない」です。
同じコースの同じホールで、同じ失敗を繰り返します。
左足上がりのフェアウェイで、ウッドを使いどかっとやってしまった。
飛ばなかった分を取り戻そうと振り過ぎた。
トップです。
散々でした。
妻は何も言いません。
かつて、妻の姿を見て、なぜ真横に飛ぶのと思いましたが言いませんでした。
帰りの車では、互いの反省会で盛り上がりました。
レギュラーから打つのは大変ね。
妻が打つレディースティーまで届かぬこともある。
こんなコースを妻は好みます。
そして、また負けました。
納得のいく球を打てたのは、数球でした。
雨続きで畑作業もできず、体がなまっていました。
ストレッチも筋肉体操もさぼり気味でした。
如実に顕れるのがスポーツです。
一日さぼったら、取り戻すのに10日かかる。
まったくの真実です。
日頃の鍛錬と練習が本番を左右する。
アスリートの鍛え上げた美技の価値が分かります。
「うまくいった試しがない」ほど、のめり込みます。
次こそはと奥が深い。
野菜のリベンジは、翌年になります。
ヨーロッパで見た近所の仲良し夫婦たちでやるゴルフ。
掘ってもキャッキャ、数メートル飛ばそうものなら威張っていました。
100ヤードを10数回打って辿り着いていました。
コースは穴だらけでしたが、楽しそうでした。
ビールをおいしく飲むために、少し汗をかいた。
なんでもよかったのです。
来週は先輩と、再来週は同級生と回ります。
粗相があってはならない。
6-7割の力で控えめに振りましょう。
ナイスショットの掛け声とともに、楽しむのです。
2024年4月11日