絵のタイトルは、「あら」です。
見知らぬ人から声をかけられました。
次が「まあ」です。
似顔絵を描かせてくださいと申し込みました。
同一人物です。
今日のタイトルは、「美醜」です。
才色兼備で8等身の女性が好まれます。
SNSで名刺代わりに顔写真が使われます。
フォロワー数に違いが出ます。
長く生きてると、
美人は三日で飽きて、ぶすは三日で慣れる。
と実感します。
同じ人だって、笑顔と険相では印象が異なります。
笑い皺は、その人の暮らしと内面で作られます。
美しい女性が、ある男性と付き合っていました。
有名大学出で、由緒ある家柄の男性から告白されました。
女性は乗り換えました。
長い年月が経ち、由緒ある家の義母が病気になっても、
一緒に暮らすことができませんでした。
旦那と一緒にいるより、子供のほうに行く回数が増えてきました。
若いころは、無いものねだりをしがちです。
欠けるものばかりを気に病み、心の行き場を塞ぎます。
美容成形で得た自信も揺らいできます。
生まれた子供に、昔の自分を見ます。
結婚後、片目をつぶり、次第に両目を閉じました。
そのころには、心眼で見る癖がついていました。
見えなくても見える。
そのあと、どうなるのでしょう。
これからが、楽しみです。
やらかしたことを笑い話に昇華しつつも、罪深さを悔いる時間もたっぷりあります。
2024年6月24日