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絵のタイトルは、「鳥栖の女」です。
久光製薬の野外美術館で見つけました。
誰も、この少女の美しさに異を唱えられません。
真っ黒でよくわかりません。
美しさを追及していたら、いつしか真っ黒になっていました。
自由業の人は、上司がいない代わりに仕事をしなければ食っていけない。
ニッチだろうが、アルバイトだろうが食っていくためには何でもやる。
今日のタイトルは、「書いてなんぼ」です。
記事をアップしないと、読者数は激減します。
この頃は、過去の記事も読んでくださるので激減まではいきません。
文筆業は、活字にしてなんぼです。
限られた社会で世渡りが上手でも、売れるわけではありません。
一発だけでも生きていけない。
死ぬまで書き続けます。
(篠田節子さんがエッセイ(寄り道ビアホール)でそのようなことを書いておられました)
書くものは、生きてる世界で変わっていきます。
今思いついたこと、感じたことを自分なりに咀嚼して文章にします。
アルコールが入ったら、一切書きません。
40歳を過ぎたころより、飲んだら仕事の話はしないと決めました。
絶対譲れないし、喧嘩になることもありました。
今は、馬鹿話とエロ話に終始します。
時々、友人の奥様から「退場」の声がかかります。
仕事の話をしたがる人には、素面になって聞きましょうとあいさつします。
改めて、話をする方はおりませんでした。
アルコールが作用して、ぷつぷつと淀んだ水から吹き出す澱のような繰り言になりがちです。
止まらないなら、喧嘩になってもよいのです。
酒の席で、お行儀が良いことなんて誰も望みません。
大いに暴れましょう。
素面でも妄想に明け暮れます。
夢で自分はこんなに汚い奴だと思い知らされます。
それも自分の脳が紡いだことと真摯に受け取ります。
不具合を楽しもうと篠田さんは書いておりました。
確かに問題児のいない職場も教室もつまらない。
酒ばかり飲んで、福祉の世話になってるおっちゃんこそ頼もしい。
12レースが終わって、おけら街道を下を向いて歩く人の群れを見ます。
電車賃だけは残した。
すっからかんになって、あそこでやめておけば酒のいっぱい、おでんを一切れ食えたのに。
そんなものです。
だから、書くのです。
不条理こそ最高のエッセンスでありスパイスです。
浮気、盗癖、怠惰なんでもござれです。
ただ、書く時だけは真剣に自分に向き合います。
お前はその程度かと。
2024年6月28日