故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

心の羅針盤(Part2)

2016-10-22 07:07:01 | プロジェクトエンジニアー

立派なアスリートは、コメントがしっかりしている。
イチローのコメントが、次元を超えたように言われることがあります。
一歩も二歩も前を行こうとするアスリートの魂の言葉です。

今日のテーマは、「心の羅針盤(Part2)です。
SNS(Social network systems)で友達リクエストを依頼するとき、友達蘭を見てすることがあります。
この人の友達ならという具合です。
同類項というより、この人を認めているからです。

伝えることは、簡単ではありません。
自分の心を語る。目指す方向性を話す。
目指している方向が伝わってくる。
自分の考えていることをより正確に伝えようと、言葉を選びます。
常に、言葉を探しているから、咄嗟に出てくるのでしょう。

心の羅針盤は、難破する前に正しい方向を教えてくれます。
この羅針盤を覗き磨くようなことをしなければ、目指す方向を見失ってしまいます。
自分はまだまだと思える時間を、自ら作って気づかなければなりません。
身体を使って、仕事をすると端的に分かります。
容易に限界を知ることができます。
アスリートの限界は、時には数ミリいやそれ以下のことがあります。

今日考えたいのは、「心の羅針盤」です。
身体が疲れた時に、心の羅針盤は曇りがちです。
問いかける時の「心の羅針盤」が見えないことがあります。
迷っているときです。
プレッシャーに負けそうな時です。
不満が溜まっているときです。

私は、自らに「お前はこんなもの」と欲張るのを諦めるように唱えることがあります。
何故か心は落ち着いてきます。
自分を過大評価する瞬間起こる心の迷いが、「心の羅針盤」を狂わせます。
最初は、ほんの数ミリだったかもしれません。違和感も感じなかった。
私は、何か違うなと感じると、「お前は、大甘のこんなもの」と
早くリセットするように心がけています。
シンプルな気持ちになれます。
多くの慢心と共にプレッシャーから解放されます。
生まれたままの姿に帰れます。目じりが下がって優しくなれます。
人の話が耳に届くようになり、人の手助けを感じるようになります。
元々服も着ていない赤子だったじゃない。

そんなに自分のことを偉いと思うんなら、やってみれば良いじゃない。
ハイハイからやっと歩き始めた時、両親はこころから拍手を送ってくれましたね。
そんなことを思うようになかなかできないのです。

「心の羅針盤」は、時々ウェートを解いてやり、ゼロ設定をしなければなりません。
美しい絵画や音楽が手助けしてくれます。
家族や友との会話であったり、愛する人とのかけがいのない時間だったりします。
心地よい自分を思い出させてくれます。これがリセットです。

「心の羅針盤」は時には、大いにぶれて揺れ動きます。
壊れていない限り、元にもどります。じっと待つことです。
「心の羅針盤」を自ら破壊することはやめましょう。
もう一度再生するには、時間がかかります。
途方もない時間が過ぎていきます。その間、さらに迷走します。

でも心配ありません。神様は、中古品だけど「心の羅針盤」をプレゼントしてくれます。
仏花ではない、一輪のひなげしと共に。
わずかな光でも良いのです。あなたのひなげしを照らしてくれるはずです。

道標に どちらに行けば 聞く地蔵

2016年10月22日

2015年5月2日投稿記事「心の羅針盤」も参照ください。
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