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腰が治った頃、この絵を描いた。
タイトルは、「ぴょんぴょん」です。
いつものように、短時間で書くことになった。
今日思いついたことをまとめておきたいと書くことになる。
今日のタイトルは、「自分の身は自分で守る」です。
6年前のこと、腰痛で苦しんだ。
若い時のようにできるはずだと頑張った。
通院して治療もし薬も飲んだ。
右足がしびれ、足の毛細血管が膨らんでビリビリ動く。
風呂に入り温めたら治っていたのが、激痛に変わっていった。
出張に行かなければならない。医師に頼んでブロック注射を打ってもらった。
一日だけ、嘘のように痛みが引いた。二日目には元通りで歩くのさえ支障をきたすようになった。
ギブアップ。会社を休むことにした。
痛くない姿勢を4時間も維持し、なんとか身体を支えてきた。
繰り返した。4日目に、普通に動けるようになった。
病院に行き、CT検査を受けた。背骨の継ぎ目で飛び出していた骨髄がへこんでいた。
椎間板ヘルニアの手術予約を取り消した。
せっかくの休みなんだからと、身体は元通りになっても会社には行かなかった。
右足の小指と薬指は、現在まで感覚が薄い。そうなってしまった。
それからは、歩き、草取りをし少しずつ身体に負荷をかけて行った。
腰のまわりの筋肉を、痛くない程度に鍛えた。
体重は、10Kg以上減った。机に長時間座る仕事(プロジェクトエンジニアー)を辞めた。
山登りができたり、普通に農作業ができるようになった。
毎日が平凡な生活である。
タンク一杯だけと、2週間かけて一回りの草刈をやる。
2週間後には、元の場所に帰り、草刈をする。夏中、ぐるぐると繰り返す。
それでよい。身体はきついが、腰は痛くない。
クラブを思い切り振れるようになった。
スコアは行ったり来たりだが、1.5ラウンドできるようになった。
スコアは構わない。
ラフが長い。そこへ打ったのは自分。
フェアウェーに出さずに、またラフに入れる。それも自分がしたこと。
他人には、痛みも悔しさも分からない。知っているのは自分だけ。
ないものねだりは、やめた。
自分がこうしたい、こうなればよいと思うことをすることにした。
人に頼らない。人に命令もしない。自分で動く。
それでも足りない。時々、不満が首を持ち上げる。
人には分からない。
分かる自分がやるしかない。
苦しかったことも、少し楽しくなった。
人にも優しくなったような気がする。
嘘で固めた自分が、本当のことを言えるようになった。
本心を語ることが、清々しくなった。
未だに、嘘と本当のないまぜの人生である。
それが、自分と割り切ることにした。
今日書きたかった「自分の身は自分で守る」でした。
さあ、仕事にかかろう。
鬼軍曹が笑っている。
石蹴った 石より靴が 飛んでった
2020年10月16日
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