故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

自分の身は自分で守る

2020-10-16 12:04:40 | よもやま話

腰が治った頃、この絵を描いた。
タイトルは、「ぴょんぴょん」です。


いつものように、短時間で書くことになった。
今日思いついたことをまとめておきたいと書くことになる。
今日のタイトルは、「自分の身は自分で守る」です。

6年前のこと、腰痛で苦しんだ。
若い時のようにできるはずだと頑張った。
通院して治療もし薬も飲んだ。
右足がしびれ、足の毛細血管が膨らんでビリビリ動く。
風呂に入り温めたら治っていたのが、激痛に変わっていった。
出張に行かなければならない。医師に頼んでブロック注射を打ってもらった。
一日だけ、嘘のように痛みが引いた。二日目には元通りで歩くのさえ支障をきたすようになった。
ギブアップ。会社を休むことにした。
痛くない姿勢を4時間も維持し、なんとか身体を支えてきた。
繰り返した。4日目に、普通に動けるようになった。
病院に行き、CT検査を受けた。背骨の継ぎ目で飛び出していた骨髄がへこんでいた。
椎間板ヘルニアの手術予約を取り消した。

せっかくの休みなんだからと、身体は元通りになっても会社には行かなかった。
右足の小指と薬指は、現在まで感覚が薄い。そうなってしまった。
それからは、歩き、草取りをし少しずつ身体に負荷をかけて行った。
腰のまわりの筋肉を、痛くない程度に鍛えた。

体重は、10Kg以上減った。机に長時間座る仕事(プロジェクトエンジニアー)を辞めた。
山登りができたり、普通に農作業ができるようになった。

毎日が平凡な生活である。
タンク一杯だけと、2週間かけて一回りの草刈をやる。
2週間後には、元の場所に帰り、草刈をする。夏中、ぐるぐると繰り返す。
それでよい。身体はきついが、腰は痛くない。
クラブを思い切り振れるようになった。
スコアは行ったり来たりだが、1.5ラウンドできるようになった。
スコアは構わない。

ラフが長い。そこへ打ったのは自分。
フェアウェーに出さずに、またラフに入れる。それも自分がしたこと。
他人には、痛みも悔しさも分からない。知っているのは自分だけ。

ないものねだりは、やめた。
自分がこうしたい、こうなればよいと思うことをすることにした。
人に頼らない。人に命令もしない。自分で動く。
それでも足りない。時々、不満が首を持ち上げる。

人には分からない。
分かる自分がやるしかない。
苦しかったことも、少し楽しくなった。
人にも優しくなったような気がする。
嘘で固めた自分が、本当のことを言えるようになった。
本心を語ることが、清々しくなった。
未だに、嘘と本当のないまぜの人生である。
それが、自分と割り切ることにした。
今日書きたかった「自分の身は自分で守る」でした。
さあ、仕事にかかろう。
鬼軍曹が笑っている。

石蹴った 石より靴が 飛んでった

2020年10月16日
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