故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

奉納相撲

2017-10-02 07:26:07 | よもやま話

奉納相撲の一幕です。


今日のタイトルは、「奉納相撲」です。
お盆祭りが終わったら、奉納相撲の準備です。
各地区の惣代が、力士となり準備一切をします。

宮司さんの指導で、八幡弊を作ります。
稲わらで、土俵の俵を編み込みます。
これが重労働です。
屈強の男達も汗をかいての作業となります。
神社に上がる道路と会場の周りに、一年間のうちに落ちた杉の枝や葉を掃き清めます。
土俵に新しいもみ殻を足し、土俵を平らにします。

前日に、土俵の周りの柱を建て垂れ幕をかけます。
伝統が引き継がれていきます。
誰もが喜んで、次は何をやるのかと待っています。

当日の朝、回しを締めます。
回しを締める役も引き継がれます。
力水(お神酒)をいただいて、準備万端です。

呼び出し、行司、雑役もすべて地域の人です。
相撲が始まる3時間前から、良い席から埋まっていきます。
待つ人も屋台で売られている食べ物と飲み物でわいわいと待っています。

相撲は、すべて「がち」です。
手を抜くほど怪我をすることになるからです。
力士の年齢層は、選ばれし惣代が40-60代の男達です。
飛び入りは、20-30代です。

子供相撲もあり、可愛い1年生からなかなかの6年生まで、取り組みがあります。
応援するお母さんたちの黄色い声が飛びます。
この取り組みに懸賞を申し出るものがいます。

秋晴れのなか、風もなく今年も奉納相撲が終わりました。
私は、急いでハイライトを写真にし、打ち上げ会場に持ち込みました。
喜んでくれたでしょうか。

村をあげての奉納相撲でした。

秋晴れの 相撲に皆が 酔いしれる

2017年10月1日
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