
カフェにあった独楽が気に入りました。
最初は回せなかったけど、上手に回せるようになりました。
次は何が面白いかなと、探検しています。
今日は、「面白いこと」に挑戦してみます。
面白いとは、
興味をそそられて、心が引かれるさま。興味深い。
つい笑いたくなるさま。こっけいだ。
心が晴れ晴れするさま。快く楽しい。
一風変わっている。普通と違っていてめずらしい。
思ったとおりである。好ましい。
風流だ。趣が深い。
(国語辞典より)
面白いとは、気持ちが向くさまであり、ポジティブな気持ちの表れのようです。
私達は二人だけの生活です。
出来るだけテレビを消して、話します。
妻が、面白かったことを話します。
どうして面白かったのか、自分の感想はありません。
何が言いたいのかな、私に何か期待しているのかな。
よく聞いてみると、どうして面白いと思ったのかわかってきます。
ここまで到達するのに時間がかかります。
共有した時間が短い分だけ、言葉で伝えることになります。
使う言葉も、自分が持っている語彙の範囲であり、解釈はことなります。
ところが、今は言葉より、映像で伝えようとします。
ツイッターやフェイスブックの言葉より、インスタグラムの映像です。
特に若者には伝わりやすい。
こんな経験があります。
外資系に勤めている頃、日本人がやたらとカタカナの英語を使いました。
英語で意思疎通ができるようになったら、
日本語で考えるより、英語で考えるようになります。
英語を聞いて日本語で理解する。日本語で考えて、英語で話す。
間に合いません。
よって、英語で考え英語で話すようになります。
だから、日本語で話す時にも、
その癖が抜けなくてカタカナ英語が増えてくるのです。
外国にかぶれたからではありません。
英語でぴったりくる意味を日本語にしにくいのです。
それだけ日本語に優れていないとも言えます。
歳をとると、経験が邪魔をします。
若い時には、すんなり入ってきた情報が入りにくくなります。
年代が違えば、経験が違うように面白いことのベースが異なります。
私達には、昭和歌謡はすんなり入ってきますが、
昭和初期や大正の詩やリズムは入りにくい。
平成ソングの字あまり、テンポに違和感を感じます。
理屈は抜き、経験もいらない。
まっさらな気持ちで毎日起きだします。
今日は、昨日の延長ではない。
全く違う一日である。
外国に来たり、宇宙にいるような気分で過ごせれば、
面白きことも変わるはずです。
つまり、ごちゃごちゃ考えない。
そうなの。とまず肯定する。
それで。と先に進む。
それから。と共有する。
そうでもしないと、過去を引きずって小言こうべいになって、
周りが引くような人間になりそうな気がします。
怖い。
もう、そんな人になっているんじゃないだろうか。
自分が気付かないだけです。
話す時は、「前にも言ったかもしれないが」を付けるようにしています。
人の話も、「そのことは前にも聞いたよ」と言わないようにしています。
「面白いこと」に挑戦してみました。
古き杉 中は空洞 雨宿り
2017年9月5日
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