さんぽで出会う花鳥風月

ひでじいの四季の写真

コフキトンボ

2014-07-08 23:01:58 | 昆虫

*2014年7月8日撮影

 数日雨が続きましたが今日の午後は晴れました。
 そして今は雨。明日にかけて強い雨が降るという予報です。

 会津の鶴ヶ城のお堀にはトンボがたくさんいます。
 なかでもよく目立つコフキトンボを今日は撮影してきました。
 コフキトンボというのは妙な名前ですが、成熟すると全身に粉が吹いた状態になるからです。
 この写真でも粉を吹いた状態はよくわかると思います。
 ちょっと見にはシオカラトンボに似ていますが、少し小さくてよく集団でいるところが違います。





*2014年7月8日撮影

 こちらは咲き始めのヤブカンゾウの花にとまるコフキトンボ。
 背中を見せていますが通称しっぽ(腹部)の先端は黒く、残りは白っぽく粉を吹いています。
 シオカラトンボとの一番の違いはじつは目の色で、コフキトンボは茶色で黒っぽく見えることもありますが、シオカラトンボは深い水色でとても美しい色をしています。シオカラトンボを見かけたらぜひ目の色をしっかり見て下さい。





*2014年6月23日撮影

 上の二枚の写真は雄だと思われますが、先月撮影のこの写真は2匹とも雌のように思います。
 腹部の下側が黄色がかっているので雌だと思うのですが、けっこう粉を吹いています。
 この粉を吹くという現象はどんなことなのかよく分かりませんが、トンボにはよくあることのようです。
 粉は何で出来ているのでしょうか。

 シオカラトンボの雌はムギワラトンボで全身が黄色っぽい色をしていますが、コフキトンボの雌は雄とあまり違わない色をしています。