さんぽで出会う花鳥風月

ひでじいの四季の写真

ホコリタケ

2014-07-14 21:15:33 | 

*2014年7月12日撮影

 台風が過ぎた翌日、先週の土曜日は天気もよくて、うきうきと出かけたのですが、すごい暑さでそうそうに引き上げてくるはめになりました。
 
 そのときに野原で見かけたマシュマロのようなもの。
 草が短く刈られていたために余計目についたのですが、こういうものが地面にころがっているように見えるのは、面白い眺めです。
 これはホコリタケという茸で、ちゃんと柄があって地面にしっかり生えています。





*2014年7月12日撮影

 こんなふうにたくさん固まっていたりします。
 まだ若いので白いのですが、やがて成熟すると茶色っぽくなって、中央に穴が空き胞子を吐き出します。
 この吐き出される胞子が埃のようだというのでホコリタケというようです。
 胞子を吐き出す茸は各種あってホコリタケという名はその総称のように使われてきたのですが、現在はこの茸をさす名前になりました。

 胞子を吐き出す茸と言えば、私は手塚治虫が描いたヒョウタンツギを真っ先に思い出すのですが、皆さんはご存知でしょうか。