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*2015年6月22日撮影
イタドリの花の陰に隠れるようにしてマメコガネがいました。
マメコガネは小型のコガネムシで、小さいからマメなのではなく、マメ科の植物を好んで食べるためにマメコガネなのだそうです。
しかしマメコガネはマメ科に限らず多くの植物を食べます。
農作物も食べるので、農業害虫として嫌われてもいます。
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*2015年6月21日撮影
嫌われ者ではあっても、マメコガネはつやつやした光沢が美しいコガネムシです。
雌を求めて雄のマメコガネが飛来した、と解釈できる写真です。
マメコガネの雌雄は区別がつきませんが、そう思って見た方が面白いというわけです。
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*2015年6月21日撮影
そして二匹が急接近。
ところがこの後は、なにごともなく二匹は離れていってしまいました。
相性が悪かったのか、あるいは雌雄ではなかったのか、わかりません。
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*2015年6月19日撮影
ヨモギの葉に取り付くマメコガネです。
マメコガネは日本在来種ですが、1910年代に北アメリカに移入し、その後爆発的に増えて農作物に甚大な被害をもたらしました。
アメリカには天敵がいないせいで増えたとされています。
ジャパニーズビートルと呼ばれ、外来種が危険だという見本として語られています。