*2016年7月8日撮影
梅雨時で連日のようにしっとりと雨です。
TVニュースでは異常に暑いとか空梅雨のようだという報道がされています。
それでもここでは、おだやかに梅雨の日々が過ぎていきます。
昨年はあまり雨が降らずに猛暑の日々があったように記憶していますが、今年は梅雨らしい日々です。
雨にかこつけて2週間ほどお休みにしてしまいました。
ふと気がつくと、エノコログサが伸びています。
少し早いのではないかと思いながら、撮影しました。
*2016年7月8日撮影
エノコログサの別名はネコジャラシ。猫が喜ぶ草です。
独特の穂の形は猫の尻尾にも似て、印象深くかつ親しみやすい姿です。
けれどもエノコログサの穂は、犬の尻尾に見立てられていて「犬っころ草」が変じてエノコログサになったのだそうな。
*2016年7月8日撮影
エノコログサは粟の原種とされています。
なのでエノコログサの実は食用にできるのだそうです。
熟した実ごと穂を刈り取って、たたいて実を落とし、脱穀してから粒のまま炊いたり、粉に引いて利用するのだとか。
こんな小さな実を脱穀するのは大変なのでは、と思います。