
*2018年5月2日撮影
5月になりました。
とうに雪は消え、野原には花々がつぎつぎに咲き始めています。
蝶や蜂も飛び始めました。
トンボももうすぐ。
先月初めにオツネントンボをご紹介しました。
そのオツネントンボたちが、カップルでつながりながら産卵している現場に遭遇しました。
オツネントンボたちがたくさんいたのですが、なかに青いトンボがいるのを発見。
なんとあれはホソミオツネントンボではないか!
その写真をごらんください。
ホソミオツネントンボも成虫で越冬するのですが、オツネントンボほどには寒さに強くないので、東北では少ないとされています。
私は初めて見ました。

*2018年5月2日撮影
ホソミオツネントンボは冬の間はオツネントンボと同じような茶褐色をしているそうです。
春になると、鮮やかな水色に変身します。
雄も雌も同じような色と模様なので、区別は難しいようです。
オツネントンボとはよく見ると模様などが違うのですが、冬のホソミオツネントンボはオツネントンボと区別しにくいようです。
いずれにしろ冬ごもりしている、オツネントンボやホソミオツネントンボを発見するのは至難の技のように思います。

*2018年5月2日撮影
水面が泡立つような模様をバックにして撮影して見ました。
ホソミオツネントンボというのはオツネントンボより体が細いという命名のようです。
見た目には違いはよくわからないのですが、細いような気もします。
春には青く変色するのですから、ミズイロオツネントンボとかのほうが良かった気がします。