
*2019年7月18日撮影
今日も曇り空。それでも午後は少し気温が上がって、暑いと感じるぐらいにはなりました。
夕方からは雨模様。梅雨はまだ続きます。
川べりの藪の中にヤブジラミが咲いています。
もうそろそろ終わりかけているのですが、もうしばらくは咲いているかも。
ごく小さな白い花がパラパラと咲いて、あまりまとまりはありません。
花が終わると小さな米粒のような実ができますが、これが短い毛がびっしり生えていて、衣服などにくっつきます。
いわゆる「ひっつき虫」というやつです。
それがシラミがくっついたようだというので、ヤブジラミという名前になったのだとか。
あまり気持ちのいい名前ではありません。

*2019年7月18日撮影
花が咲く一方で、すでに実ができています。
実は米粒のような形をしていますが、大きさはずっと小さくて、長さ3mm前後というところでしょうか。
昔は今と違ってシラミというのはごく身近な害虫だったので、シラミに例えたという感覚は分からなくはありません。

*2019年7月5日
今月初めころ、花の全盛期の写真です。
このような形で雑然と咲きます。
よく似たオヤブジラミという花もあります。
ヤブジラミよりも実が大きいので、雄を表す「オ」がつきました。
オヤブジラミは花期が早く、春に咲きます。また、全体的に赤紫色をしていることが多いので、区別できます。