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*2014年12月2日撮影
12月です。雪の予報が出されていて、冬になってしまいました。
秋晴れの空を見たのはずっと前で、その後は暗い空にときおり雨が降る日々でした。
今日は日が差したので、ちょっとだけ出かけてみました。
とても寒いなか、風に吹かれるヨシをながめてきました。
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*2014年12月2日撮影
ヨシという呼び名は、もとはアシで、アシが「悪し」に通じるのでこれを嫌い、ヨシに言い替えたとされています。
貴族社会の古代にはアシであったものが、武家社会の成立にともなってヨシに変化したというふうに言われます。
ただ、今でもアシというのが正しくて、ヨシは通称という見方もあります。
今はヨシというほうが一般的な日本語のようです。
ふつう使われる漢字は「葦・蘆・葭」と三つありますが、いずれもヨシともアシとも読みます。
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*2014年12月2日撮影
わずかに光が差したときのヨシの穂。
花が終わって実がついた穂は黒っぽく見えて、凄みがあるというか、ちょっと不気味な感じもあります。
遠くに見えている緑の中の黄色いものは、なぜかまだ咲いているセイタカアワダチソウの群生です。
ヨシは河原に大群落を作っていますが、冬になると枯れて、雪の下に倒れていきます。
それが来年の夏にまた生えてきて、冬が来る前に大群落になるのです。
その生命力はじつに圧倒的です。
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*2014年11月4日撮影
この写真は、一か月前のもの。
まだ葉に青い部分があって、穂は光を受けて美しく輝いています。
このころと比べると今日のヨシの姿はずいぶん冬っぽくなったと思います。
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