*2018年12月17日撮影
昨日よりは少し暖かい1日でした。
曇り空ながら青空もときおり見えて、冬としては良い天気だったと思います。
河原などにオギが咲いているのが目立ちます。
オギとススキはよく似ていて、あまり区別がつかないことが多いのですが、今の時期に穂を白く輝かせているのはほとんどオギに違いありません。
もうススキやヨシは穂が枯れて小さくしぼんでいるのが普通だからです。
*2018年11月20日撮影
オギの穂はまだ白い毛がふさふさしています。
これまでは、ススキにくらべて背が高く、葉も幅があって、穂が大きくて白い、などで区別してきました。
加えて、季節的にススキやヨシよりも冬の寒い時期にも咲いているというのが、今年の発見です。
*2018年11月13日撮影
先月撮影のオギです。
このくらいが花の盛りと言うのでしょうか。
*2018年11月8日撮影
オギはヨシと同じく水辺に生えます。
乾燥した土地にも生えるススキとの大きな違いです。
ススキの茎はカヤと呼ばれて屋根を葺く材料とされましたが、オギもまたカヤと呼ばれて同じように利用されてきたそうです。
かつてはススキ以上に群生していたと思われるオギが、ごく少なくなってしまったのは、伐採に弱い性質のためと思われています。
*2018年10月22日撮影
まだ白い毛を吹いていない頃の、10月に撮影したオギです。
田んぼの用水路の周辺とか、湿地とか、川のほとりとか、ごく限られたところにしか見られないオギですが、最近は耕作しなくなった水田跡に群生していることがあります。
新たな生息地を見つけたと理解していいのでしょうか。
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