さいきんの流星光
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児童まんがを脱稿し、時間が自由になった。
昼ころ起きだして何をするでもなく一日を過ごす。

そういうことやってると、あっという間に一日が過ぎる。
机に座って絵を描こうとしてもなかなか進まず…
一週間前、どんな感じで仕事していたかも忘れてしまった。
臨戦態勢になるすべを忘れてしまったようだ。

いったん日常に戻ると臨戦態勢になるのが一苦労。

「バガボンド」21巻(講談社/井上雄彦)に書いてあったセリフを思い出した。

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戦いに臨むために
そのつど気持ちを入れ替えていた
さあ戦いだと

血を逆流させねばならんほど

入れこんでたってことか 俺は

何かが間違ってる
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いま、この武蔵と同じ気持ち。
漫画を描くために、僕は殴られた時のようなカーーーッとした気持ちにならないとならない。
そのために自分で自分を殴ったりする。
それは間違っている。
常に漫画家であり続ける必要がある。
日常を送っていても、漫画家という臨戦態勢でなければならない。

まだ僕は、自分でどう気持ちをコントロールすればいいのか判らない。




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