さいきんの流星光
元漫画家 流星光(ながれぼしひかる)の雑記ブログ/Amazon商品のアフィリエイト広告があります。
 



『ZUBA』原稿中



ウチは、おそらくご近所でも評判の汚い家だ。
築9年と比較的新しい家なんですが、
とにかく僕が、まったく構わないので、
家の駐車場に粗大ゴミがあったり、落ち葉が落ちっぱなしになっていたり。

玄関を出たところの、ささやかな花壇。
花壇の端には、立ち木が植わっていたんだけど、
バッサリ切ってもらったので、切りかぶしか残っていない。
それでもまだ樹は生きていて、細い枝を少しずつ上に伸ばそうと必死だ。

花壇に生えている他の植物は、すべて雑草。
最初は、まったく何も無いサラの土だったんだけど、
放置していたら、どこかから種が飛んできてびっしり生えやがった。
これも面倒なので放置している。

実はこの花壇に、水を与えている人がいる。
それが、おとなりさんである。

お隣さんが自分の車を洗車する時に、サービスのつもりか、
ウチの花壇にも水をたーっぷりかけてくれる。
花壇は、図のように隣家との境ぎりぎりのところにあるから。

「余計なことをするなよぅ!」

と言いたいんだけど、
ものすごい頑固そうな年寄りなので、干渉しないようにしてきた。

こないだ隣人が洗車している音が聞こえたので、
窓からそっとのぞいてみたら、
なんと、堂々とウチの敷地に入ってホースで車に水をかけていた。

つまり図のA地点から、鉄柵を通過させて自分の車に水をかけていたのです。
ちなみに鉄柵は、隣人が設置したものです。

あ、そういう事ね。
その流れでウチの花壇にも水がたっぷりかかっていたのね、と納得。

でも、僕は何も言いません。
隣人に何をされても、僕は何も。
それがトラブルを避ける唯一の方法。

時間が解決してくれる、おそらく。

とにかく仕事仕事、ペン入れをするのです。



ZUBA←月刊『ZUBA!』で連載中。
タイムマシーン・ジャーナル←流星光のHPです。
にほんブログ村 漫画ブログ 漫画家へランキングに参加しています。
面白いと思ったら、ご褒美にクリックしてください。
それが私の得票数になります。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )