ツアーで楽しみにしていた洞窟探検(宇山洞)。
千屋アウトドアハウスのご主人鈴木さんに宇山洞を案内してもらいました。今回は鍾乳洞探検が初めてのメンバーばかりなので案内可能な6つの鍾乳洞の中でも一番楽に行ける所になった。
お昼に新見市内で待ち合わせをして、井倉洞から曲がりくねった道路を登り、頂上の草間カルスト台地に到着。
ここに建っている施設「草間自然休暇村 カルスト山荘」の火の見櫓のような展望台に登り、カルスト台地からの風景を眺めた。
そこから目的の鍾乳洞までは15分ほど。宿のご主人にひたすらついて細い山道を豪快に走る。
ほどなく宇山洞の駐車場に到着。
そこには先客のアドベンチャー倶楽部とペイントされた四国ナンバーのワゴン車があった。自然の鍾乳洞に初めて訪れたのでもっと寂しいところかと想像していたが、ケービングを趣味にしている人にとって結構ポピュラーかも知れない。
駐車場には新見市教育委員会が立てた宇山洞の案内板が・・・
宇山洞
岡山県内有数の規模の裂か型の吸い込み穴で、総延長千五十m、洞口と洞の末端との高低差は百五mにも達する、洞口は二十x二十mと巨大であり、梅雨時には周辺の谷川や田の水が洞内に流入する。
裂かは西南西の方向に延びており、洞口からしばらく進むと急傾斜で下方へ延び、滝や水のため前進困難なところも多い。また、末梢は水没している。石筍・フローストーンの形成も盛んで、壮年期の洞窟である。昭和四十二年(1967)に洞内からナウマン象の歯の化石が発見された。
ヘルメットと懐中電灯を受け取るとなんかワクワクしてきました^^
入洞するまえに説明を聞いてから山道を少し下ると大きな裂け目が見えてきた。入り口で懐中電灯を灯しいよいよ内部に突入!足元にはゴロゴロとした石が沢山転がり、水が流れ込んで小さな川を作っているけど、比較的歩きやすい。
奥へ進むと天井には昼寝中のこうもりがぶら下がってたりしている。こんな演出が洞窟探検の気分を盛り上げてくれます。
そこから先は入り口からの光が届かなくなりいよいよ暗黒の世界へ・・・
成長中の石筍があったり、千畳敷があったり、鍾乳洞でよく目にする光景がライトの光の中に浮かび上がってきます。
入り口から100mほど進んだところで一旦ライトをすべて消して真の闇を体験。そこから先はハイキング気分でいけない所なので引き返しました。
入り口まで戻ると光溢れる外の世界の緑がまぶしい。
色彩のある世界に感謝したくなりました^^
予定では宇山洞を出た後、ふれあいセンター満奇で小休憩して宿へ行くことになってたが、せっかくなので満奇洞も探検することにした。
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八つ墓村ロケ地ツアー2nd