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V-Stromで小さな冒険に出る!🏍=3=3=3
キャンプツーリングはいつも過積載、すれ違うライダーの視線が痛い>_<

初日の出ハイキング

2011-01-02 16:17:52 | 旅行記
元日に摩耶山の掬星台から初日の出を見て一年間のスタートを気持ちよくスタートするため、早起きして摩耶ケーブルへ。

しかし、摩耶ケーブルが動かなくなるハプニングで麓から日の出を迎えてしまった。

上野道登山口ちょっと残念なことになってしまったけど、気を取り直して歩いた事が無い上野道から摩耶山を登ってみた。上野道は昔天上寺の参道になっていたので階段が多い。でも、摩耶山へ行くのに最短距離で登れる山道でもある。

上野道の登山口から登ってすぐの展望が出来る所で登山会の人達が初日の出を迎える人たちのために温かい物を用意していた。

展望台(北)の日の出とパーティーまた、ちょこっと進むと更に展望広場があり別グループが集会していた。この辺りは「五鬼山城展望公園」となっていて、町から近くすぐに登って来れるので近隣の方たちの憩いのエリアになっているようです。
「五鬼山城展望公園」を過ぎて少し登ると摩耶ケーブル星の駅からの道が合流。建物の遺構があるけど何が建ってたんやろ?ちょっとした町の眺望があるのでお茶屋さんかな?この辺で旧天上寺までの距離を示す丁の石碑は二丁、山門まであと少しです。

旧天上寺山門から参道の190段あると言われる階段をひたすら登ります。

石段の階段(その1) 石段の階段(その2) 石段の階段(その3)


階段のこう配は踊り場毎に違うようです、どんどん登っていくと雪が厚く積もって白くなっていきます。

摩耶の大杉さんと記念撮影本堂跡広場手前の階段に登る前に左手の「摩耶の大杉さん」に寄り道。旧摩耶の大杉は樹齢約千年、幹周りは8mもあるけど今は亡き古木。でもこの巨木の神々しさは枯れてもなお圧倒的な存在感がある。そんな摩耶の大杉さんと記念撮影(v^0^)この神々しい大杉からパワーを分けてもらって充実した気分です。

参道に戻って再び階段を登りきると旧天上寺跡(摩耶山史跡公園)広場は一面雪で覆われて真白になっていた。ここでケーブルカーの駅で先に登って行った人と再会。そして山上から降りてきた人からまだケーブルカーが動いてないと聞く。ケーブルカーが動くまで待たなかった判断が正しかったと思った。

ここまで来ると山頂まであとわずかです。今回は先日下山したルート(森林浴コース)と別の標識では「尾根道コース」と書かれたルートで摩耶山頂へ向かう。こっち側は通る人が少ないのか足跡があまりない。祠や石碑を見ながら歩いていると、ほどなく奥の院跡のある笹の原が見えてきた。頭上の大きな杉の木の上には「ふくろうのおやど」が設置されている。どんなフクロウがお宿にしているのか見てみたいけど、夜中にここへひとりで来る勇気は無いので見る事は無いでしょう。

天狗岩に手形奥ノ院跡から天狗岩大神までは目と鼻の先ほどの距離です。その天狗岩に近付いて見ると雪が積もっていた。こんな事は初めてなので天狗岩に積もった雪に手形を残して、摩耶山頂の標識で記念撮影♪その後は山頂から雪で真っ白な掬星台へ。

初日の出の時間も過ぎて元日のこの時間は誰も居ない。掬星台を独り占めして年初めの清々しい景色を楽しめた。ここでは登ってきて暑かったので雪に顔を埋めて顔型も残してきた、年の初めから妙にテンションが上がってます^^

雪原の掬星台 元日の掬星台からの眺望 雪に残した顔面跡


掬星台を後にしてお正月なので今日は摩耶山の名前に縁がある摩耶山天上寺へ初詣に行きます。

天上寺はいままで車で掬星台へ行く時に前の駐車場に止めさせてもらった事はあるけど、中に入ったのは今回初めてです。

山門をくぐると参道に摩耶夫人像の天竺堂・軍艦摩耶之碑や歌碑が建っていて飽きずに本堂まで上がって行けます。登りきった所には「若がえる」様がお出迎え。境内に入ると「無事カエル」や目玉の大きな「おめでた蛙」も居る。天上寺境内をくまなく探索すると他にもカエル様がいたかも。

若がえる様 無事カエル おめでた蛙


でも、雪の中参拝してると冷えてきたので社務所で「あめ湯の接待」を受けて、お土産にお守りを購入。温かいあめ湯をいただいて身体の中から温かい気分になり天上寺を出発。天上寺はカエル好きにはたまらない神社かも知れない。○井さんに教えよう♪

ケモノ道のような桜谷道への道ここからは徳川道を目指して天上寺前の駐車場から獣道のような所を歩いて桜谷道におりていった。(実際に獣の足あとについていった)

桜谷道は川沿いに下っていく山道なので幾度か渡渉する。渡渉は好きですが、今日は雪が積もっているので水面がわかり難いし岩も滑り易そう。川にはまって冷たい靴で歩くのはキツイので慎重に進みます。

冬は谷道を歩くと風た届きにくいので寒く感じない。雪景色と雪道に残っている動物の足あとを探しながらゆるい坂道を歩いていると40分ほどで徳川道の出合に出た。

徳川道は参勤交代の大名が外国人とのトラブルが起こるのを避けるため作られた神戸の市街地避けるバイパス道路。しかし、実際には利用される事が無く廃道になったが、神戸に居留する外国人達によってハイキング道として復活。そのためとても歩きやすい山道です。

雪の徳川道徳川道からは比較的平坦な山道を歩き少し退屈な気分になってくる。歩きながら徳川道終点の森林植物園の出合からトゥエンティクロスに沿って市ヶ原に出て新神戸駅から帰ろうかと考えた。でも、同じ歩くんやったら山の中を歩いた方がいいかなっていつもの思いから、トゥエンティクロスの途中で分水嶺越林道に入り再度山公園経由で大師道を下る事にした。

こっからは以前歩いた事があるコース。でも、季節が違うと見える景色も違ってきます。木々が茂っている時は鬱蒼とした木陰の道も落葉した冬の時期の山道は明るくなります。

再度公園はお昼過ぎに到着。修法ヶ原池を眺めると半分ほど凍っていた。日の当たっている湖畔では凍りかけの氷のかけらが波に洗われて光っています。誰もいない日向のベンチでランチタイム。コンビニおにぎり一個を食べて天然の冷蔵庫でよく冷えたお茶を飲んで休んでいると、日差しがぽかぽかしていて眠気を誘う。空を見上げると吸い込まれてしまいそうな真っ青な青空。どう表現したらいいのかわからないけど不思議といい気分になってきた。

キラキラ輝く湖面 吸い込まれそうな青空 半分凍った修法ヶ原池


このままとどまっていたい気分やけど、何とかこころを現実に戻して大師道から下山。くだり坂はいつも右ひざが痛くなるけど、今日は痛くならない歩き方のコツを見つけて順調に進む。道中大龍寺と諏訪山神社に立ち寄って2nd詣で・3rd詣でをして「初日の出ハイキング」を終えた。

出足は少し挫かれたけど、いい気分で歩きまわれた新年1発目の楽しい散歩になりました♪

ルートマップ
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阪急王子公園駅(6:15)~摩耶ケーブル駅(6:30-7:27)~上野道(7:30)~摩耶山史跡公園(8:35)~摩耶山頂(8:50)~掬星台(9:00)~オテル・ド・摩耶(9:15)~摩耶山天上寺(9:20)~桜谷道(9:50)~徳川道(10:30)~トゥエンティクロス(10:55)~分水嶺越林道(11:40)~再度山公園(12:18-12:38)~大龍寺(12:45)~善助茶屋跡(12:55)~猩々池(13:10)~燈籠茶屋(13:35)~諏訪山神社(13:56-14:05)

・「初日の出ハイキング」のスライドショー
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ハイキングメモ
日時:2011年1月1日7:30~14:05(5:40~14:15)
天気:晴時々曇り
気温:-3℃(掬星台)
ケータイの歩数計:28,411Step(999.4Kcal)

「摩耶ケーブルカー」トラブル?
2011年の初日の出
摩耶山ハイキング(2010/12/05)
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