通称「天空の城」と呼ばれ国の史跡にも指定されている兵庫県の山城は、次のうちどれでしょうか?
解答
①竹田城
②春日山城
③小谷城
④月山冨田城
答えは
①竹田城
標高353.7メートルの山頂に位置する竹田城跡は、嘉吉年間(1441~43)に但馬の守護大名・山名宗全が基礎を築いたとされ、太田垣氏が5代にわたって城主となりましたが、織田信長の命による秀吉の但馬征伐で落城。最後の城主・赤松広秀が豪壮な石積みの城郭を整備したと言われます。
縄張りの規模は南北400メートル、東西100メートルに及び、完存する石垣遺構としては全国屈指のもので、平成18年には日本城郭協会により「日本100名城」に選定されました。自然石を巧みに配置した近江穴太衆による石垣は、400年を経た今でも当時の威容を誇っています。
また、竹田城跡周辺では秋から冬にかけてのよく晴れた早朝に朝霧が発生し、但馬地方の風物詩となっています。雲海に包まれた竹田城跡は、まさに天空に浮かぶ城を思わせ、この幻想的な風景を一目見ようとたくさんの人々が訪れます。
但馬情報特急より
★コカ・コーラパーク「
わくわくクイズ選手権!!(2012年3月15日~4月13日 解答期限4月20日(金))」より出題