東京育伸会*塾長ブログ*親子で学びを楽しむ為に出来る事

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伸びる家庭学習について~その1~

2012-01-22 00:34:27 | 学習法について
東京は明日は英語検定一次試験が行われますね

金曜日の少人数クラスでは英検対策授業を行いましたが

さすがに、みんな真剣で誰一人私語を話すことなく

2時間ほどが過ぎました!!

これで安心!!でしょうか?

いえいえ勉強はそこからです!!

学んだ事をちゃんとお家に持って帰って“自分のもの”にしなくては

勉強したとは言えないのです

英検という試験が迫っていたから

真剣に勉強した・・・では期待する学力にはなりませんよね。

日頃が大切・・・・・「そんな事は分かっていますよ」(そうですよね・・)


最近目にした方も多いと思うのですが

ある有名な方の子育て、教育論の一つに「リビング学習」というものがありました。

子供部屋を設けず、広いリビングに学習机も配置し、常に目の届く場所。

実際、東大進学生の多くはこの「リビング学習」だという統計もあるそうですが

では

これを我が家にも当てはめよう!!と安易に実行してしまうのは

考えものかと思います。


これにはいくつかの条件が必要だと思うからです。

まず広さです
家族全員が集まってもそれぞれが自分のしたい事に没頭できるだけのスペースがあるか?
お子さんの人数、ご主人の帰宅時間などそれぞれの生活時間をお互いの邪魔にならないように
する必要があります。
これを無視するとただの喧嘩の原因やストレスの原因になりますね。


お子さんの年令
例えばお子さんが3人いらっしゃって・・
一人は幼稚園、一人は小学生、そして受験生となった時
受験生のお子さんが集中できるか?という問題があります。
小学生くらいまでなら、少々騒がしくてもある程度の集中で問題も解けますが
高校受験や検定試験となると、そうはいえない難易度になってきます。

よく音楽を聞きながら学習するお子さんがいらっしゃいます。
親御さんも経験があると思うのですが、本当に集中して何かを覚えようとか解こうとした時
無意識にスイッチをオフにしませんか?

やはり“本気”で何かに集中したい時は全てが“雑音”に感じるものです。


と否定的な事ばかり書きましたが
常にではなく、柔軟にリビング学習が出来れば最高だと思うのです。

家族との会話から得られる知識もコミュニケーション能力もとても大切です
絆も深まり、信頼も高まるでしょう


つまり、上手に取り入れて、いろいろと“我が家流”を試してみるのが一番良いのだと
考えます。