東京育伸会*塾長ブログ*親子で学びを楽しむ為に出来る事

算数工作教室を始め、基礎基本を理解する学習を中心に補習から進学までをサポートしています。

復習から始める!根本を理解する!基礎を大切にする教室です。

ホームページへは「東京育伸会」で検索して下さい 。メールアドレスはikushin.sakuradai@gmail.comです。よろしくお願いします。 新規入塾生募集中!小・中・高校生の補習から受験までをご指導。 復習が鍵 まずは学年を超えても復習をしましょう!生徒さんとの日々の取組みや出来事を綴って行きます。多くの方にこのブログを購読頂き感謝しております。コメントのやり取りはございませんが、通塾くださっているご家庭からも感想を頂いており励みになっています。これからも楽しく真剣にブログを更新して参ります、よろしくお願いします。教室のホームページもあわせてご覧ください。*記事の無断転載禁止

伸びる家庭学習について~その3~

2012-01-24 00:53:00 | 学習法について
このシリーズも3話目になりました・・・そろそろ飽きました?

でも、復習と同じで大切なのです!!

という事で、昨日書いた通り、今日は家庭学習をする上での

教材 について書いてみようと思います。


大きな本屋さんに行くと参考書やワーク、テキストなど

選り取り見取りですね

いったいどれが良いのだろう?と選ぶのにも時間がかかりますが

この時、できれば・・いえなるべく・・いえいえ絶対に

お子様と一緒に行きましょう!

なぜなら、使うのはお子様だからです「当たり前でしょ」(そうなのですが・・)

子供はとても単純な一面を持っていて、自分が気に入った物ならそれに執着します。

第三者がどんなに素晴らしい参考書を見せても本人が気に入らなかったら

成績は上がりません。

例えば尊敬する人 とか 好きな有名人が
「私はこれを使って○○校に合格しました!」
とか
「これが良いから使ってみな~」なんて先輩に言われたら

その気になっってしまうから不思議です

そんなナイスタイミングで無い時は

親御さんが決めてやらせるのではなく、せめて本人が選ぶ事です。

とは言っても違いが分からなかったり、どこをどう比較して見ればいいのか分からない場合の為に

ある程度の知識は必要です。

お子様に今、どういう物が必要か?そのレベルは?


私は悪いワークやドリルなんて無いと思っています

ただ、お子様の今のレベルにマッチしているか?という事が大切なのです。



数学を例にとって考えてみましょう・・

中学2年生のH君(仮名)は数学が少し苦手です(だったとします)

成績は3で定期テストでは何とか平均点をクリアしていますが、自信が無い(とします)

家庭学習を強化しようと本屋さんに来ました

比較する本は・・

同じ単元を比較してみましょう。
解説が丁寧で色などを使い見やすくしてある本と(基本・応用編でHくんはこちらですね)
解説はシンプルに問題数が多く色が少ない(応用・発展変)
という感じにおおざっぱですが分けられると思います。

その単元のレベル別に問題が載っているか?
(できれば載っている方がいいです。難易度を上げていく学習できますから)

そして問題の解答ページには解法が丁寧に解説してあるか(レベルに関係ありません)
*この時、解説が「長すぎるもの」が多いのはH君には今は向いていません。混乱してしまいますから
 解答解説はある程度シンプルな方がベスト

と考え1冊が決まりました。(勿論自分で決めます)
もし、ここで迷って決めかねるようでしたら親御さんの出番ですね

これで満足せずに、もう1冊、できれば欲しいです。

H君はどこでつまずいてしまったか分かりませんので

中学生用なのですが、小学生の重要単元をまとめてある本もありますので

そちらも選ばれてみる事をお勧めします。


あくまでも数学に関しての話です。


教科によって選び方は若干差がありますが、大切なのは

“お子様のレベルに合わせる”ことだと思います。

この時、我が子を信じず、それなりに力が付いているのに間違って低いレベルのものを買ってしまうと
それはそれで問題です。基礎学習が問題なのではなく発展問題に取り組めるはずの時間が削られてしまいます。

また出来れば学校のテストや成績表だけでなく、偏差値を考慮していただけると適確な本を選べます。

塾で受けるテストの結果は(当教室の場合)全国での偏差値になりますのでそれにより出された偏差値は
“全国的な偏差値”になり全国で販売されているワークテキストも選びやすくなる訳です。


塾に通われている場合も油断はできません!

その教材が本当にお子さんに適しているでしょうか?

当教室では教材はレベル分けされています。
一斉塾さんはクラス自体が分かれていますが「教材はいっしょ」っという場合も目にした事もありますよ。
(一斉塾を批判する気はありません)

学校の副教材でさえ学校別に違いますし、難易度も違います。
同じ公立でこんなに差があって良いのだろうか?と疑問に思います。

伸びる家庭学習は適確な教材を選びたいですね。

私は選ぶ副教材についてもご相談に乗っています。

塾で使っている教材に+αしたい時、どういった本がベストか一緒に考え

お子さんのより良い学習環境を作るお手伝いをさせていただきます。

そして、せっかく購入した本は使い倒す事!!

次から次へと買うのはふらふらしている状態と同じです。

しっかり選んで使い倒す事が出来れば、より効率の良い家庭学習になりますね。