東京育伸会*塾長ブログ*親子で学びを楽しむ為に出来る事

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小テストの重要性

2012-01-25 01:19:44 | 学習全般
2学期制の学校ではとにかく 小テスト を盛んに実施していますね

昔、小学生のころに漢字テストがあった事などを思い出しますが

中学校で実施されている小テストはもっと重要な意味があります

成績表に直結していますから・・・


重要性はそれだけではありません。

テストの結果自体にも勿論意味がありますが

その過程にこそ意味があると思います。


小テストといえど、自覚を持って学習していない生徒さんには

高得点は取れません。

テストというからには、既に学習した内容ですね。

つまり復習なのです

テストで高得点を取ろうと思ったら“復習”するしかないのです。


来年、高校受験を控えているご家庭にとって

お子様のテストの結果、つまり内申は高校を選ぶうえでの大切な情報です

目標とする高校に近づく為に

高い内申を取る学習とはつまり復習学習をどれだけしているか?

ということになりますね。


お家でどれだけ復習し、暗記して定着させているか?

どれだけ理解できているか?

お子さん本人が自覚して学習してほしいところです

が・・・

なかなか中学生、そうはいきません

ヤキモキされている親御さんは(私を含め)多い事と思います。


学校での小テストは成績に繋がってしまいますが

当教室での小テストは反省点や弱点を見つけ出し克服するために実施しています

学校で実施されるより早く同じ単元の小テストを実施し本番に挑みます。

さらに受験生は特に・・・1週間ほどしてからもう一度同じテストをします

これは定着度を観る為ですが

この時、既に30点分ほど忘れてしまっている生徒さんもいます

漢字や英単語など、今後も使うし覚えていてほしい単元は特にしつこく行います

数学は学校のテストでもスピードが付いていないと高得点にならない

場合もあります。

分かっているのに解くスピードが遅いせいで点数を落とすのは

分からないより悔しいですね。

なので100ます計算から文字式や方程式、証明も教室で小テストをしています。





小テストで高得点を取るという事は

結果もとても大切ですが、取り組む姿勢や努力する気持ちが大切です。

復習学習を習慣にしたいですね。

一緒に始めましょう!

伸びる家庭学習について~その3~

2012-01-24 00:53:00 | 学習法について
このシリーズも3話目になりました・・・そろそろ飽きました?

でも、復習と同じで大切なのです!!

という事で、昨日書いた通り、今日は家庭学習をする上での

教材 について書いてみようと思います。


大きな本屋さんに行くと参考書やワーク、テキストなど

選り取り見取りですね

いったいどれが良いのだろう?と選ぶのにも時間がかかりますが

この時、できれば・・いえなるべく・・いえいえ絶対に

お子様と一緒に行きましょう!

なぜなら、使うのはお子様だからです「当たり前でしょ」(そうなのですが・・)

子供はとても単純な一面を持っていて、自分が気に入った物ならそれに執着します。

第三者がどんなに素晴らしい参考書を見せても本人が気に入らなかったら

成績は上がりません。

例えば尊敬する人 とか 好きな有名人が
「私はこれを使って○○校に合格しました!」
とか
「これが良いから使ってみな~」なんて先輩に言われたら

その気になっってしまうから不思議です

そんなナイスタイミングで無い時は

親御さんが決めてやらせるのではなく、せめて本人が選ぶ事です。

とは言っても違いが分からなかったり、どこをどう比較して見ればいいのか分からない場合の為に

ある程度の知識は必要です。

お子様に今、どういう物が必要か?そのレベルは?


私は悪いワークやドリルなんて無いと思っています

ただ、お子様の今のレベルにマッチしているか?という事が大切なのです。



数学を例にとって考えてみましょう・・

中学2年生のH君(仮名)は数学が少し苦手です(だったとします)

成績は3で定期テストでは何とか平均点をクリアしていますが、自信が無い(とします)

家庭学習を強化しようと本屋さんに来ました

比較する本は・・

同じ単元を比較してみましょう。
解説が丁寧で色などを使い見やすくしてある本と(基本・応用編でHくんはこちらですね)
解説はシンプルに問題数が多く色が少ない(応用・発展変)
という感じにおおざっぱですが分けられると思います。

その単元のレベル別に問題が載っているか?
(できれば載っている方がいいです。難易度を上げていく学習できますから)

そして問題の解答ページには解法が丁寧に解説してあるか(レベルに関係ありません)
*この時、解説が「長すぎるもの」が多いのはH君には今は向いていません。混乱してしまいますから
 解答解説はある程度シンプルな方がベスト

と考え1冊が決まりました。(勿論自分で決めます)
もし、ここで迷って決めかねるようでしたら親御さんの出番ですね

これで満足せずに、もう1冊、できれば欲しいです。

H君はどこでつまずいてしまったか分かりませんので

中学生用なのですが、小学生の重要単元をまとめてある本もありますので

そちらも選ばれてみる事をお勧めします。


あくまでも数学に関しての話です。


教科によって選び方は若干差がありますが、大切なのは

“お子様のレベルに合わせる”ことだと思います。

この時、我が子を信じず、それなりに力が付いているのに間違って低いレベルのものを買ってしまうと
それはそれで問題です。基礎学習が問題なのではなく発展問題に取り組めるはずの時間が削られてしまいます。

また出来れば学校のテストや成績表だけでなく、偏差値を考慮していただけると適確な本を選べます。

塾で受けるテストの結果は(当教室の場合)全国での偏差値になりますのでそれにより出された偏差値は
“全国的な偏差値”になり全国で販売されているワークテキストも選びやすくなる訳です。


塾に通われている場合も油断はできません!

その教材が本当にお子さんに適しているでしょうか?

当教室では教材はレベル分けされています。
一斉塾さんはクラス自体が分かれていますが「教材はいっしょ」っという場合も目にした事もありますよ。
(一斉塾を批判する気はありません)

学校の副教材でさえ学校別に違いますし、難易度も違います。
同じ公立でこんなに差があって良いのだろうか?と疑問に思います。

伸びる家庭学習は適確な教材を選びたいですね。

私は選ぶ副教材についてもご相談に乗っています。

塾で使っている教材に+αしたい時、どういった本がベストか一緒に考え

お子さんのより良い学習環境を作るお手伝いをさせていただきます。

そして、せっかく購入した本は使い倒す事!!

次から次へと買うのはふらふらしている状態と同じです。

しっかり選んで使い倒す事が出来れば、より効率の良い家庭学習になりますね。

伸びる家庭学習について~その2~

2012-01-23 00:36:47 | 学習法について
昨日の記事は正直時間があまりなく

まとまりのない文になってしまいました!

言い訳がましいのですが・・・

今日は英検の1次試験の引率の為早朝から忙しくなりますので

早く就寝しかったのです(それなら書かない方が良いのでは?と反省)

皆を試験会場に送り届け 保護者控室 で待ちましたが

販売していたドリンクが“アイス”だけで・・・

“ホット”が飲みたかったな~っと(まぁそんな事はさておき)


~試験終了~
家路に向かいながら、こんな会話をしました

私「難しかった?」

M君「そりゃ簡単じゃないよ」

A君「でも、金曜日の対策授業の方が難しかったよ」

all 「ホント、ホント~」

私「本番が簡単に思えるように、過去問は難しめになっているのよ」

all「そういう事か~」(とても素直に納得・・)

A君「以前と違って・・・迷った」

Cさん「知識が増えた分、選択肢が増えて迷うよね」

all「そうそう」と(またまた素直に納得)


みんないい線いってますね!

欲を言えば、増えた知識で迷うのではなく使えるようにならなくては

「知識がついた」まではいかないと思いますよ。



前置きが長かったですが

今日のお題「伸びる家庭学習その2」は復習です。

昨日の記事にも書きましたが、習った事はお家に持って帰って“自分の物にする”

それこそが復習学習です。

今回、金曜日に行った対策授業の復習をしたお子さんは合格する確率が高い

しかし、復習しなかったお子さんは不合格になる確率が高い


もし、塾で教わった事をそのまま復習したのに理解出来なかった・・・

という場合は塾に相談される事をお勧めします。


解説が不十分だった 的確でなかった  相性があっていない  など

塾側に不手際がある場合もありますし

お子さんにとって学習が“作業”になっている 分かった振りをしてしまっている 集中していない

など、双方に原因が潜んでいます。


この原因は意外と見つけにくい場合があります、なぜなら複合している事が大半なので

一つの原因を取り去っても、解決しない事があるからです。

例えば

J君(仮名)英語がそれほど苦手だとは思っていないとします。むしろ得意教科だとします。
  しかし、どうしても成績が“5”になりません。学校のテストでは80点台から抜け出せない・・・
  そこで 塾に通いましたが上がりません。

  なぜでしょう?

私の推察はこうです。
J君は英語が“得意”だと思い込んでいるので、復習をしません。英語の勉強はいつも難易度の高い問題や
予習をしています。
そして“得意”だと思い込んでいるがゆえに先生の解説を本気で聞いていません
自分の聞きたい解説以外は他の事を考えてしまう。
そして教える側も「ある程度出来ているので」ということで復習をしません。

まず一つ目の理由は 復習をしていない です

二つ目の理由は 本人の油断 です 

三つ目に 講師の油断 です

意外かもしれませんが、例えば中学3年生の英語が比較的得意なお子さん達に1年の問題を解いてもらいましょう
難易度を変えて20問ほど出したとして、満点を取れるお子さんは正直少ないです。
(わたしの教室内だけの話ではありません)

少し考えただけでも理由はいくつか上がります。

その原因の中心は 復習 をしていない事

正直、復習学習というものは面倒だし、馬鹿にされているようで気が乗らないのは確かです

しかし

自分が油断している結果だと認識して復習をするだけで

思わぬ発見があり、前進するきっかけになりますよ!

家庭学習その2は

復習すること!!でした。


明日は家庭学習用の教材について書こうと思います。

伸びる家庭学習について~その1~

2012-01-22 00:34:27 | 学習法について
東京は明日は英語検定一次試験が行われますね

金曜日の少人数クラスでは英検対策授業を行いましたが

さすがに、みんな真剣で誰一人私語を話すことなく

2時間ほどが過ぎました!!

これで安心!!でしょうか?

いえいえ勉強はそこからです!!

学んだ事をちゃんとお家に持って帰って“自分のもの”にしなくては

勉強したとは言えないのです

英検という試験が迫っていたから

真剣に勉強した・・・では期待する学力にはなりませんよね。

日頃が大切・・・・・「そんな事は分かっていますよ」(そうですよね・・)


最近目にした方も多いと思うのですが

ある有名な方の子育て、教育論の一つに「リビング学習」というものがありました。

子供部屋を設けず、広いリビングに学習机も配置し、常に目の届く場所。

実際、東大進学生の多くはこの「リビング学習」だという統計もあるそうですが

では

これを我が家にも当てはめよう!!と安易に実行してしまうのは

考えものかと思います。


これにはいくつかの条件が必要だと思うからです。

まず広さです
家族全員が集まってもそれぞれが自分のしたい事に没頭できるだけのスペースがあるか?
お子さんの人数、ご主人の帰宅時間などそれぞれの生活時間をお互いの邪魔にならないように
する必要があります。
これを無視するとただの喧嘩の原因やストレスの原因になりますね。


お子さんの年令
例えばお子さんが3人いらっしゃって・・
一人は幼稚園、一人は小学生、そして受験生となった時
受験生のお子さんが集中できるか?という問題があります。
小学生くらいまでなら、少々騒がしくてもある程度の集中で問題も解けますが
高校受験や検定試験となると、そうはいえない難易度になってきます。

よく音楽を聞きながら学習するお子さんがいらっしゃいます。
親御さんも経験があると思うのですが、本当に集中して何かを覚えようとか解こうとした時
無意識にスイッチをオフにしませんか?

やはり“本気”で何かに集中したい時は全てが“雑音”に感じるものです。


と否定的な事ばかり書きましたが
常にではなく、柔軟にリビング学習が出来れば最高だと思うのです。

家族との会話から得られる知識もコミュニケーション能力もとても大切です
絆も深まり、信頼も高まるでしょう


つまり、上手に取り入れて、いろいろと“我が家流”を試してみるのが一番良いのだと
考えます。



受験~諦めない気持ちを維持する!~

2012-01-20 00:30:02 | 学習全般

受験という大きな分岐点を目の前にした時

どれだけ冷静でいられるでしょうか?

小・中・高・大学受験 

お子さんは勿論ですが、ただ見守るしかない親の立場・・・


入試が近ずいてくるのに、真剣にやっているのか?

自覚があるのか?実力は付いているのだろうか?

心配と不安で居ても立っても居られない!!と・・私もそんな親の一人でした



今日のテーマにした諦めない気持ちの維持は

新年が明けてから痛感する事になります。

結果を聞くまでは安心できないのが受験です

ある程度のデーターから「安全圏」とされていても当日何が起こるか分かりませんから

最終段階になった時、受験は体力と気力の戦いとなります

お子さんの体力や健康には万全の態勢を取ってあげれても

気力の方は、お子さんだけでなく親御さん自身が不安定になりがちです。


諦めない気持ちを維持する・・・言うのは簡単ですし普段ならなんとも思わないかもしれません

しかし、受験目前と迫ったこの時期にそれを維持し、お子さんを励まし続ける!

そんな時にも的確なアドバイスやご相談に乗る事の出来る塾でありたいと思っています。

もう少しです。胸を張って受験会場に向かいましょう!頑張れ受験生!!