今年の夏に東北で採集したオオクワガタ(メス)の割り出しを行いました。
ライトに飛来して落下するまでを神戸のKさんが見届けた個体の子供です。
↓ 母虫採集記事
↓ 2023年7月24日20:43 母虫飛来
産卵セットは、東北から帰宅翌日に組みました。
セットから2ヶ月以上過ぎて容器内に白い菌が蔓延しています。
「これ大丈夫か?」不安がよぎります。
↓ 白い菌がはびこる産卵セット
↓ 樹皮を剥がすと
浮いた樹皮を剥がすと産卵木の穴から動く母虫が確認できました。
白い菌の発生は、容器内湿度が高まりすぎたせいかもしれません。
↓ 母虫の姿も見えた
いよいよ割り出しです。
やや水分多めの材から食痕が見えました。2齢幼虫です。
↓ こちらは2齢に加齢中
割り出し結果は、二つの材から初〜2齢幼虫合わせて11頭出てきました。
野生のオオクワガタから採れた幼虫として、多いのか少ないのかわかりませんが
東北の遺伝子資源がここにあります。
飼育するのにちょうどよい数、母虫も元気でよかったです。
↓ 東北の貴重な遺伝子資源
↓ 床下で冬を迎える
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます