*カテゴリーから入ると採集~繋がります。
今年1月にマメクワガタの成虫採集時に出てきた幼虫の羽化が始まりました。
結果は、やはりマメクワガタでした。
幼虫の飼育は2Lブロー容器でまとめ飼いをし
マットは一般的なクワガタ用マットを使いました。
そして、マットの水分は採集時に感じたとおりやや多めにしました。
管理温度は18~24度くらいです。
↓ ティッシュの蛹室
マメクワガタやチビクワガタなどのように
小型で、朽ち木中を主な生活場所とする種は
生殖以外は雌雄の役割(行動)に大差ないと思われ
また、朽ち木の中では発達した大あごは邪魔になるせいか
雌雄の判別が簡単でない傾向にあります。
そのため、交尾器の形がわかる蛹期に雌雄判別しておきます。
↓ *蛹時に雌雄判別(メス)
↓ 符節は動き始める
↓ 羽化翌日
↓ 羽化5日後
↓ 大きいのはルイスツノヒョウタンクワガタ
あとがき
今年は念願のマメクワガタの居場所がわかり
棲息環境をはじめ、幼虫~成虫になるまでの様子も見ることが出来ました。
さて、羽化した新成虫はどうするか?
平成30年6月から県下一部の地域では
その行政区の「2015年版レッドリスト」の
Aランクに指定されている昆虫175種の採集には
原則、市長の認可が必要になりました。
近年そういった規制は各地で進んでおり
生息地規模・環境等からしてマメクワガタの採集地は
いずれ何らかの保護対象になってもおかしくありません。
せっかく得られた新成虫です。
場所はとりません。
もう少し数を増やしてみることにしました。
*訂正:蛹時雌雄判別画像で(オス)と書きましたが
メスの間違いでした(訂正2018年5月7日)
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