*カテゴリーから入ると産卵〜羽化〜考察につながります(8記事)
*マットの作り方は記事「難関種マットの作り方」をご参照ください
ブルークツヤクワガタの羽化が終わりました。
もっとも大きく見えた最後の幼虫は他個体より2か月遅れて蛹室入場したため
長歯型を期待したのですが43㎜あたりの短歯型になりました。
注)むし社の企画、飼育レコードとは関係ありません
↓ これが最大
この個体は一番大きかった幼虫で、容器底部の広い範囲を縄張りとしていました。
当初はこういうやつが長歯型になるのではないかとも思ったのですが
そうではありませんでした。
クワガタムシの大アゴ出現型については前蛹期の温度説がありますが
その限りでもないと思える種もいるため、本当のことはよくわかりません。
↓ 2022年10月11〜12日にかけて最後の1頭が羽化
ブルークツヤクワガタの飼育を通して感じたことは
他のツヤクワガタやマルバネクワガタの幼虫でも見られるように
ある範囲のスペースの壁に糞を塗り、特別な空間を作るため
そこから取り出したり、頻繁に環境を変えることは好ましくないということ。
作り出された空間は、成長に必要な窒素と関係するのではないかと思っています。
これは、チャイロマルバネの幼虫に起こりがちな私の飼育下での事象
「取り出すたびに落ちてゆく」にも通じることのように思います。
↓ 2022年6月24日 羽化中に死亡したメス
↓ 2022年8月14日 短歯型ばかり
↓ 幼虫期の糞の匂いなのか? やはりカナブン系の匂いがする
↓ 短歯はペンチと同じ、戦いで凶器と化する 短いから不利というわけではない
↓ 食べないゼリーは早めに取り除く 新成虫は雑菌に弱いようだ
↓ 菌に侵された新成虫 オス
↓ 最後の1頭はそれなりに大きかった
2021年1月からブルークツヤクワガタ飼育を開始して1年と9ヶ月
幼虫24頭の育成結果は以下の通りになりました。
2頭=幼虫の段階で死亡・消失
5頭=終齢幼虫で譲渡
2頭=羽化・蛹時に死亡
15頭=無事に羽化(4頭は羽化後ボーベリア(?)に侵される)
以上、これをもってブルークツヤクワガタの飼育を終了します。
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