ドウイロクワガタ幼虫の餌交換をしました。
*カテゴリから入ると飼育過程等がつながります。
割り出し時は卵21個、初齢幼虫2頭でしたが
孵化しなかった卵や、初齢で落ちた個体もあり
生存していたのは11頭でした。
ドウイロクワガタは23度前後で管理すると
卵から3~4ケ月ほどで終齢になります。
↓ 終齢初期
↓ 雌雄判別しにくい
↓ 似たような幼虫形態はオーストラリア区にもいる
交換前のマットにはたくさんのコバエが湧き
劣化の進んだ部分も多く見られたので
ややリスクは伴いますが
全く新しいマットを用い、全交換をしました。
マットにコバエ類が発生した時
クワガタの幼虫に与える影響は定かではありませんが
少なくともマットは劣化していますので
今回は全交換を選びました。
親オスは羽化から半年ほどで死亡しましたが
母虫は今も生存しています。
ただ、採餌はするものの
6月29日の最初の割り出し以降
全く産卵していません。
こちらとしてはもう少し産んでほしいため
産卵を誘発できるかもしれない幼虫の食べていたマットで
再びセットを組んでみました。
↓ 母虫健在(羽化から7か月ほど経過)
↓ 幼虫の食べかすマットで再セット
↓ 産卵手掛かり用の朽ち木
市販マットへの信頼
今回全交換したマットは
市販のミヤマ用マット&低添加産卵マットを
約1:1でMIXしたものです。
よく使う安心マットです。
↓ 2種をMIX
実は、私にはマルバネクワガタを飼育する過程で生じた
市販マットへの不信感があるため
最近のマット選びは慎重になっています。
同じ日に同じ比率で作成したマットでも
あるメーカーの商品は特に問題なく幼虫が育つ。
あるメーカーの商品は奇妙なキノコが生えたり
マットに変色部が出来るなどして
幼虫の死亡率がうんと上がる。
などといったことを経験してしまうと
後述のマットは怖くて使う気になりませんし
系列商品(マット)や
製造元が同じOEMマットも避けるようになりました。
↓ 作成後数日で変色部が ~ マルバネ幼虫死亡
↑ ↓ キノコ?が生えてきた ~ マルバネ幼虫死亡
黒い菌糸はなんでしょうかね。
ドウイロ、新しいマットを食べているみたいで一安心しています。
前に大きめの衣装ケースで多頭飼育した時、黄色い菌系を見たことがあります。
粘菌かと思い、放置していたら確かに死亡する幼虫がいました。
黒い菌系はシイタケのほだ木が積んであるところで見たことあるような気もしますが、容器に生えてくると見るからにグロテスクで、嫌な予感がしました。
来月には餌追加をするので今度はあらさん方式で、作成したマットを上からかぶせてしばらく様子を見てみます。