昨日は3名で県北部の山地帯に行ってきました。
今年のコルリクワガタ探しです。
日時:2017年5月4日 14:20~16:15
天候:晴れ時々微風 気温麓で25度
標高:約700~900m
A山北斜面、大荒れの林道
14時前やっと山の麓にたどり着き、小石や木の枝が散乱する林道をくねくね登っていくと
早々に路肩は白く、予想以上に多くの雪が残っていました。
今年の大雪のせいでいたるところで落石や小規模ながけ崩れ、倒木など
大荒れの林道となっていました。
途中山の関係者とすれ違ったっ際
「この先は雪で行けませんよ」と知らされ
「では歩いて登ります」と答えたら
「斜面に作られた道やから足を滑べらせたら谷底まで落ちますよ!」
よく知る場所だけに直球が胸に刺さりました。
この分では6月に入っても残雪が見込まれます。
↓ 標高750mあたりで林道は塞がっていた
↓ 右は深い谷
↓ 雪解け水の大落下
↓ 山はさくらの季節
オス発見!緑!
林道を斜めにする残雪には人の歩いた形跡がなく
鹿やタヌキなどの足跡だけが目立ちました。
そして、標高900mあたりになるとアスファルトの部分は完全になくなり
ただただ雪が積もるのみで林床の大部分は雪に覆われていました。
半袖では寒く感じます。
↓ コルリが出てこれない状態
↓ 中央に立てかけた竿の長さは約3m
↓ 900mあたりでは林道の残雪は1m近い
↓ 人が入れるサイズの空洞
さて、肝心のブナ芽吹き状態はというと
日当たりのよいところや高木の樹冠は既に葉が開いており
日陰や、低い小さな木はまだ芽吹きしていません。
この状態ではコルリは厳しいと判断し、900mあたりで折り返すことにしました。
途中、よさそうなひこばえをいくつか見ていると
いました! 細い枝に緑のやつが。
↓ 今年最初の1頭
他にも飛んでくるのを期待してしばらく観察しましたが
全く気配なし。
ひこばえの中に潜るメスも探しましたがどこにもいません。
↓ コルリのいたひこばえ
そうこうしているうちに車までたどり着き
重いリュックをおろしました。
この山で沢山のコルリを見るには少し早かったようで
あと1週間くらいすると増えているとはと思いますが
荒れた林道が開通する保証はありません。
今年のコルリは厳しいかも・・・
↓ 標高850m付近
↓ アカアシご神木倒れる
↓ 落ち帰り撮影
↓ Kさんが倒木からアカアシペアを採集
↑幼虫はアカカシではなさそう
↓ 朽ち木よりコクワガタのメス
おまけ マグソクワガタの河原
帰りにマグソクワガタの様子を見に行きました。
時間:17:20~17:45
日は陰っており、河原の温度も下がっていました。
砂浜に例の黒い虫は多数現れていましたが
マグソクワガタの姿はありませんでした。
↓ 黒いムシ(ゴミムシダマシ)
↓ 流木が増えており、環境は良い方向へ
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