記事「ジャワ島東部のDorcus〜パリー?」の続きです。
↓ ジャワ島東部のDorcus
5月12日の産卵セットから1か月半が過ぎました。
容器底部に初齢幼虫が見えてきたので
昨日、6月21日に仮の割り出しをしました。
このジャワ島東部のクワガタは、前記事でも書いた通り
既知のパリー Dorcus ritsemae ritsemae とは
ちょっと違う感じがしたので
野生のまま、そのままが良いと思い
追い掛けはせずに持ち腹で産卵してもらいました。
↓ 2メスとも持ち腹で採卵
↓2020年5月12日セット 追い掛けなしの持ち腹で産卵させる
↑ 管理温度はアバウト22〜23℃
↓ コナラ材 しっかり齧っている
↓ 卵
↓ マットにも初齢が
↓ 母虫は健在
↓ マットにも産んでいる
↓ 卵と初齢
産卵セットはオオクワガタと同じですが
最近は市販の産卵木の場合、コナラしか使いません。
理由は、クヌギは皮がぶ厚く、扱いが面倒だからです。
↓ コナラ材
昨日の割り出しは少し早かったのか
卵と初齢初期が目立ちました。
取り扱いにくかったので
途中で割り出しをストップし
もう少し成長してから改めて割り出すことにしました。
仮割り出しの感触としては
2メスとも一桁台の産卵はしていそうですが
今回は多目に採卵したいので
母虫は一旦別容器にて栄養補給してもらうことにしました。
↓ 母虫はプリンカップ内で暫く栄養補給
この採卵で得られた子供が成虫の姿を見せるのは
来年になります。
その折には出来るだけ多くの個体を
そして、小〜大型までの形を見ておきたいと思います。
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