神戸で開催されていた昆虫展で
コルリクワガタ(オス)の生体展示がありました。
真夏のコルリクワガタです。
↓ リンゴを食べるコルリクワガタ
このコルリは養殖ものではなく、5月に採集された野外個体を
10度以下の低温で眠らせ夏休みに合わせて起こしたものです。
↓ 展示の様子
一度野外に出た個体が2ケ月以上の眠りにつき
再び活動を開始出来るのは
野外での摂食の有無・量などが関係していると思われます。
仮に摂食をして体内に内容物が残留している場合
恐らく低温で障害が起き
そのまま息絶えてしまうのではないかと考えます。
しかしながら発生初期の個体等で体内に内容物を残さない個体なら
うまくいけば再び休眠し、覚醒~活動は可能だということがわかりました。
毎年夏になると全国各地で開かれている昆虫展ですが
真夏に野生のコルリクワガタを
飛翔させた話は聞いたことがありません。
また、養殖なら羽化するのは9月以降で
盛夏に展示は不可能です。
その他の生体展示
オオクワガタ~ルイス・マメなどマニアな国産種
外産種ではオオヒラタ・ニジイロ・メタリフェルなど40種ほどと
人気のカブトムシ、ハナムグリ類、蝶、カミキリムシ、キベリハムシ
水性昆虫、サンショウウオ類、カエル類、淡水魚など
沢山展示されていました。
↓ マグソクワガタ幼虫(兵庫県産)
↓ オキナワマルバネ(希少動植物種の扱い解説付き)
↓ メタリフェルホソアカクワガタ
↓ ハスタートノコ
↓ グランディスオオクワガタ
↓ ディティエールシカクワガタ
↓ キベリハムシ生体と幼虫標本
↓ スズムシの脱皮
↓ オオムラサキ終齢幼虫
↓ オオムラサキ蛹
↓ タガメ
↓ カジカガエル
↓ モリアオガエル
おまけ(標本)
↓ 野生のオオクワガタ
↓ ヒメオオクワガタ
↓ ミクラミヤマ
↓ ダイトウマメクワガタ
↓ ゴライアス
↓ タイワンテナガコガネ
↓ パリーテナガコガネ
↓ アンポンテナガコガネ(セラム)
↓ カブトムシ類
↓ 日本産カミキリムシ
標本は、50箱程度ありましたが
展示室の蛍光灯反射をどうにかかわせたものを載せました。
この昆虫展(無料)には毎年行ってますが
今年は特にマニアックな展示になっていました。
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