今年は春の訪れが早く
GWを前に週末は急激に気温が上がりました。
春の生物も平年より1週間ほど早いとも聞きます。
もしかしたら河原でも・・・
今日はTさんとマグソクワガタの発生状況を見てきました。
早い発生
日時:2018年4月22日
13:10~15:00/16:20~17:20
天候:晴れ 半袖で汗ばむ程度 時折り微風
現地に到着してすぐ目に入ってきたのは
ずいぶんと様変わりした河原の様子です。
毎年地形の変化はあるのですが
今年の河原は砂場が非常に少ないです。
↓ 過去にはここに沢山集まってきた
こんな状態で大丈夫かな?
不安を胸に歩き出すと
多くはありませんが
甲虫や蜂などが飛び交っています。
↓ 今年も紛らわしやつが・・・
おっ!
私がマグソクワガタ発生の指標としている
ハンミョウがいるではありませんか。
到着して10分を過ぎたころ
怪しげな飛翔物体を発見、すぐさまスイーピング。
いました、オスです。
↓ オス 13:25
春の河原に通い初めて13年になりますが
この時期にマグソクワガタを確認したのは初めてです。
今年は早いな~ などと思いながらしゃがみこんでいると
1メートルほど先にメスが着地。
「あわてない、あわてない」
オスを誘うコーリングを行っているかもしれません。
まずは様子をうかがいます。
が、オスの気配はいっこうにありません。
周辺にはいないのでしょう。
画像を残し、容器に移しました。
↓ メス 13:28
その後も石や砂場や飛翔個体を
一所懸命に探しましたが
本日発見できたのはオス5頭、メス1頭でした。
マグソクワガタのメスは
オスより5日ほど遅れて羽化しますが(飼育下)
その後の休眠~覚醒により
活動開始の足並みはだいたい揃うはずです。
今がその時です。
また、雌雄比率はだいたい5分5分です。
それからすると
メスはあと数匹はいると思うのですが・・・
↓ 捕獲後に撮影
2時間ほどの探索で
河原の状況がだいたい把握できたので
今度は少し標高のある山に向かいました。
そう
ブナの芽吹き状態と残雪を見に行ってきました。
↓ 標高を上げると谷筋には残雪が
↓ 倒木からコクワガタのメス
この山でコルリを探すのは初めてで
期待をしたのですが
残念ながらひこばえにその姿はありませんでした。
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