クワガタ~スズメバチ等の覚書

   Photo & Text by こよみ

ヒメオオクワガタ・割り出し

2019-06-09 20:44:26 | ヒメオオクワガタ

昨年9月にルッキングで採集した

ヒメオオクワガタの割り出しを行いました。


産卵セットは昨年秋から組み

軒下で自然管理していたものです。

今年2月に様子を見るため朽ち木を取り出しましたが

その時は居場所作りのための

大きな削り片が散乱しているだけでした。

よくあることです。


2019年6月9日少し細かな削り片が見られたので

朽ち木を崩してみました。

採卵に使用した朽ち木は

良く朽ちて柔らかい天然のクヌギです。

↓ 柔らかいクヌギ天然木







割り出し結果は

初齢2・2齢1、計3頭しか取れていませんでしたが

成長度合いからして少なくとも初齢2頭は

今年の春に生まれたものと思われました。


↓ 出てきたのは初齢2・2齢1頭


↓ 別容器に移した途端メイドガード



割り出し後は再びセットを組みます。

今度はブナのカワラ材です。

ヒメオオクワガタにとっては

先のクヌギよりよさそうな感じはしますが

私の経験では

ヒメオオクワガタの産卵は

休眠覚醒~7月くらいまでがピークです。

その後はあまり期待できません。


あと少し産んでくれることを願いながら

セットを組みました。


↓ ブナのカワラ材


↓ 今回は立て埋め


↓ 流行のミズゴケもなし



セットした容器は今回から小屋に移動し

観察しやすいように配置しました。






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