いよいよ大晦日、今年もおしまい。
昨日初滑りをしてきて、少し筋肉痛です。
今回もアナログ写真、キンキコルリクワガタ(ニシコルリ)2006年
野外と飼育写真からです(以下コルリ)
2006年6月始め、兵庫県北部・標高960m付近
まだ残雪が見られ、日当たりの良くないところはまだ寒いです。
↓ ブナのひこばえに潜り樹液を吸汁するメス、ここに次から次へとオスがやってきます。
オスは、ふわっと飛んできて枝を素早く動き回りメスを探します。
メスがいなければすぐに次の木を目指し飛んでいきます。
また、オス同士の喧嘩は結構激しく
外見に似合わず気性の荒い一面を垣間見ることができます。
オスには、青色の金属光沢と緑色の金属光沢を有するものがあり
この場所付近では今のところ、後者のほうがやや少ないように感じています。
それにしても高山帯には面白いクワガタムシがいるものです。
飼育する個体はネットですくい
オスメス数頭ずつ雪を入れたクーラーに納め持ち帰ります。
↓ 飼育下での産卵、約30分ほどかかりました。
↑この個体は、水分の多い白枯れにも産卵しました(2006年6月7日)
コルリを飼育した感想は、「産卵中のメス、警戒心少なっ!」でした。
メスは、撮影のために朽木を動かしても産座作りをやめず観察のしやすい種でした。
書籍などで野外での産卵中の写真を見たときは
「凄いショットだなあ~」と思いましたが、実際に飼育してみると、そうでもありませんでした。
↓ 飛翔直前のオス
↓ 初齡幼虫(2006年7月1日)
飼育下ではメスのほうが長生傾向にあるようで、1ヶ月ほど生きる個体もいました。
生まれた幼虫は早いもので年内に羽化します。
そして翌春に活動を開始します。
コルリのグループは最近たくさんの種類に整理されましたが
個人的には今ひとつしっくりこない。
慣れていない私にとって外見での区別は難しいです。
それはさておき、来年のブナの樹冠が芽吹く頃
コルリの綺麗な姿を見に行くのが今から楽しみです。
次の雪解けには、引越しをして少し遠のいてしまった仲間も誘ってみよう!
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