あまのはらふりさけみれば・・・・

北京で単身赴任生活2年、帰国後も中国ネタを書き綴ります。

感冒了

2013-12-14 12:25:48 | 日記
 今週は、風邪に始まり風邪に終わった一週間であった。
 長引いていた風邪が治って週が始まり、水・木と何とか椅子に座っている状態で
勤務し、その二日間は、8時前には床に就き、朝の8時過ぎまで起きる気が起こら
ず、といった有様だったが、なんとかしのいだのであった。

 空気が乾燥しているせいか、喉を痛めやすい。
 同僚にも風邪気味、風邪の者がたくさんいて、加湿器を複数台稼働させていると
も聞いている。
 拙宅は1台、あとは濡れタオルをかけたり、お風呂のお湯を抜かずにおいたり
とかでしのいでいるって、しのげてないから風邪ひくんだが・・・。
 
 昨日から復調。
 この復調軌道を維持するため、天気よし、空気よしの今日の休日をあえて室内で
過ごすことにする。

 さすがにこれ以上長引かせるわけにはまいるまい。

偉大な指導者の方々

2013-12-11 02:57:48 | 日記
 今の中国で偉大な指導者といえば、公式(表向きとも言う)
には、

毛澤東国家主席、
小平国家副主席
江沢民国家主席
胡錦濤国家主席
習近平国家主席

と中華人民共和国建国以来の歴代トップを指す。(と思う。)

 実に私の名前の中から1文字が、大体、この中の方々の中にに入って
いるのだ、エッヘン!

 胡錦濤閣下だけが私の名前と無縁だ!

 自慢してもしょうがないのだが、中国人には結構これがウケるのだ、
そこが中国の中国たるところなのだが・・・。

遅まきながらのインフル予防接種

2013-12-10 09:00:23 | 日記
 昨日、外国人向けの医院にて、インフルエンザの予防接種を受けた。

 体温を測ってから、看護師さんの質問に答えつつ問診票に記入、サインをしてから、
待合で待つ。
 しばらくして、名前が呼ばれ、診察室に通され、件の看護師さんに注射してもらう。

 なんでもA・B混合だそうな。ほんまかいな、と思いつつ。
 インフル用、有効期限、副作用など箱の表書きの説明を受け、確認してから接種。
 案外、痛くない。この看護婦さん、なかなかの腕前と視た!

 しかし医師の診察はなく、ともかく注射後は15分間医院内に止まるよう指示されて、
おとなしく、無料のコーヒーなぞをすすりつつ、チョッピリ不安な面持ちで待つ。
 なんら副作用の自覚症状がないことを確認してから、20分後に帰路に就く。

 何でもないことだが、やはり疲れる。

 だいたい、注射は大嫌いだ!

 そうそう、でも98元(1600円相当)と日本より安い。
 ほんまかどうか知らんがAB混合なので「1粒で2度おいし」く、かなりお得。

 なのかなぁ???
 偽の薬やワクチンが出回っているので、何せ。

 コピー商品はブランドものだけじゃないんですよ、ここでは・・・。
 信じる者は救われる、そう信じたいこの頃であった。

伊藤ヨーカDOにて

2013-12-09 01:55:30 | 北京市内ぶらつき記
 金曜、事務所に隣接するホテルの一角で日本の物産展があった。
 飲み物、食べ物、お昼から、とくれば試食に期待、でしょう!

 しかし、またもや拙者の得意な逆接の流れで・・・。

 ほとんど食べることも飲むこともできない。
 昼間っからカックらうわけにもいかず、飲めないのは仕方あるまい。
 しかし、食べるものがないなら12時からなんて思わせぶりな開始時刻
を書かないでもらいたいものだ。
 販売がないので買うこともできない・・・。

 ということでストレス解消のため、翌日土曜日に、この日の展示物の多く
が販売されるという、「北京の六本木」こと三里屯(サンリ―トン)にある
華堂商城(イトーようか堂)に行って日本酒と焼酎と、レトルトのカレーを
買った。
 以前にも書いたけど、お値段は日本の3倍。
 「倍返し」以上されると、ホトホト堪える、ハァ・・・。
 
 じっくり味わって飲むしかない。
 秋田で以前、堪能した「秀よし」の小瓶を3本、本邦は地元明石のスー
パーにもある山形の「六歌仙」4合瓶を1本、鹿児島は種子島の芋を1本。

 なんだかんだで1000元超え(1万7千円相当)。

 自宅に戻ってご飯を炊いて、早速のレトルトカレー。
 一袋千円相当以上と、ド高いだけにじっくり、冷めそうになるまでじっ
くりと味わったのであった。

季節外れの大外れ

2013-12-08 11:38:23 | 燕京歳時記
 凡句駄句ばかりなるも自称、我流の俳句詠みとして、許しがたいのは
わが事務所の入り口付近にある、とある風鈴である。
 来訪者があれば、チリンと高く遠くまで聞こえる音で来客を知らせてく
れる和風のドアチャイムなのであるが、何せ風鈴である。
 年がら年中でもなかろうに、と思うのだが。

 くろがねの秋の風鈴鳴りにけり 蛇笏

 中学校の教科書にも採用されていたのでご記憶の向きも多かろう。
 秋だから、ドッキリも許されるのだが、ここ北京も、もう冬である。
 しまい(片付け)忘れたことに驚きもしないくらい季節外れ、
なのだが・・・・・。

 しかしそれでも、この奇妙な細長い4本柱の風鈴、実用もあってか、し
まうこと能わず、なのである。

 なぜなら、兵庫は姫路の誇る明珍風鈴だからである。
 どうもやはり、ウーン、地元は依怙贔屓してしまうのであった。