あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

夕方になると「御宿かわせみ」がいい。

2009-06-18 18:48:40 | 日記
昭和記念公園

ここには日本の花の相当の種類が育てられていますね。
種類も多いしそのデザインもいいし組み合わせがいい。
このような公園が近くにあることはありがたいことです。

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今日の万葉集

ひさかたの 雨は降りしく なでしこが いや初花に 恋しき我が背 大伴家持

雨はしとしと降り続いております。しかし、なでしこは今咲いたようにいよいよ初々しく、その花さながらに心ひかれるあなたです。こんな大意だそうです。この役のぎこちなさというか十分に読み取ろうとする姿勢に感動します。歌の配列にも目配りしないといけませんね。

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夕べの風

過去は消え、何も見えぬ夕暮れにのまれるも嬉しわが命かな





夏の夜や木魂に明る下駄の音  芭蕉

2009-06-18 05:05:42 | 日記


昭和記念公園の老夫婦

こんな風景を正面から撮りたいですね。
年輪を感じる夫婦の関係が見える写真がいいですね。
でも、了解を撮るのが煩わしいし
正面から撮るtなると被写体となる人がぎこちない表情に変ってしまう。
またブログに公開するとなる許可も必要なのでしょう。
ということで素人カメラマンはこの程度でいいか。

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なき人の今日は七日になりぬらむ遇ふ人もあふ人もみな旅びと  釈超空

NHK歌壇で紹介された歌です。ちょっと、気になったのでメモしました。
釈超空の歌ですから行を替えながら書かなければいけないでしょうが、まあ、許してください。
このような歌に出会うと遍路に出ようかなと思います。

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今日の芭蕉

夏の夜や木魂(こだま)に明(あく)る下駄の音  芭蕉

夏の夜明け、下駄の音があたりに響く。
その情景を想像する明けで芭蕉を感じますね。
この静かな時間帯の誰とも知れぬ人の気配が登場し
物語を構築する。
そんな技術があるのですね。
「あるように見せるさすがの芭蕉かな」

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朝の風

梅雨入りのあいさつ
「すっきりしませんね」
「鬱陶しいですね」

でも、心の中では
「そんなもの」
「まあ、いいか」