2011年9月12日(月)、朝食付きのホテルだったが時間が早すぎて食べられず、駅のコンビニで買ったパンと牛乳で朝食を済ます。 会津若松発早朝6時の一番電車で郡山に向かう。 午前中に目的地の秋田に行くためには、郡山で新幹線に乗り換えて仙台に行き、さらに秋田新幹線の「こまち」に乗り換えなくてはならない。 郡山では秋田行きの「こまち」はほとんど停車しないのだ。 最近では秋田駅で乗り換えたことはあるが駅から外に出るのは20年ぶりくらいだろうか? 昔は駅前にあったイトーヨーカ堂がなくなって近代的なコンコースができている。 駅前から少し入ったところにあったコーヒーショップに入ってママさんに聞くと、秋田駅周辺が再開発されてからもう10年以上は経つのではないかということだった。 しかし中心市街地の衰退はひどく、シャッター通りになってしまったと嘆いていた。 どこの地方都市でも状況は同じであるが、東北地方はなおさらなのかもしれない。
車で来ていたスタッフ2名と東北森林管理局のロビーで合流し、午後から朝日山系の森林調査の初回打ち合わせを行った。 航空写真データーの借用のための読み込みなどで予定より打ち合わせ時間が長くなり午後3時半過ぎに終わった。 新潟への帰りは車に同乗していくつもりでいたが、夕方4時半頃には秋田発新潟行の特急「いなほ」がある。 明日までのフリー切符を持っていたので、私は楽な電車で帰ることにした。 新潟までは特急で3時間半、車では4時間くらいかかる。 車は1時間ほど早く秋田を出発したが、会社に着いたのは40分くらいの遅れであった。 秋田駅で地元の駅弁「おばこ弁当」というのを買って乗り込んだ。 さすがに「いなほ」は貸切というわけにはいかなかったが、1両に10人程度の乗車率である。 ゆっくり駅弁を食べながら列車の旅を楽しんだ。
〈会津若松駅前にある白虎隊の像〉
〈車窓から見える会津磐梯山〉
〈「おいしいコーヒーはいかがですか?」の看板につられて入ったコーヒーショップ。 お昼時にも関わらず客は私一人だけ!でもコーヒーは美味しかった。〉
〈秋田駅で買った駅弁「おばこ弁当」。かなりのボリュームであった。〉