たむたむの独り言

写真を中心にした情報です。

出羽の古道六十里越え

2011-09-22 17:07:36 | Weblog

2011年9月21日(水)、9月20日から22日まで、朝日山系生態系保護地域の森林調査の現地踏査で鶴岡市に来ている。 昨夜は東北森林管理局の担当者とアドバイザーの前山形大学O教授らと出羽古道の宿場であった田麦俣近くの民宿に泊まった。 今日は調査地の一つがその田麦俣に残る多層民家の前を通るというので、車を止めて見学させてもらった。 白川郷や五箇山の合掌造りよりは規模は小さいが、それでも4階分はありそうである。 屋根の形に特徴があり別名兜づくりとも呼ばれている。 以前ドイツで見た茅葺民家と良く似ている。 ヨーロッパにも茅葺集落が保存されている例は少なくない。  現在は民宿として利用されていることが分かったので、本調査のときに来る機会を作って是非ここに泊ろうと思う。

〈泊った民宿からの棚田の眺め。白いそばの花がきれいだった。〉

 

〈現在は民宿として利用されている田麦俣の旧遠藤家住宅。 なかなか素晴らしいたたずまいである。〉

〈近くに出羽の古道、六十里越えの解説板が立っている。〉

 

昨夜から台風15号と秋雨前線の影響で、東北地方も止むことなく雨が降り続いている。 日程も変更する余裕がなく、幸い豪雨にはなっていないので雨の中の現地踏査となる。 今年は東ゴビ砂漠に洪水を起こしたぐらいなので、この程度の雨はノープロブレムである。

〈雨の中現地確認を行う。 渓流の水かさが徐々に増え、小さな滝もあちこちできるようになった。〉

 

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