たむたむの独り言

写真を中心にした情報です。

霞ヶ関は桜が満開

2012-04-05 20:36:12 | Weblog

2012年4月4日(水)、森林法が一部改正になって、昨年度は各地域の森林整備計画の見直し作業が行われ、個別の森林施業に関しては、この4月から森林施業計画に代わって森林経営計画の策定が必要になった。 民間の事業体からこの計画の策定を頼まれていることもあって、今日は林野庁に森林経営計画の策定やその後の施業に関する支援の内容についての相談に霞ヶ関まで出かけた。 また、今年に入って国内の森林認証機関のコンサルタントに登録されたので、今後の活動に関する相談のため、永田町の事務所にも寄って話を聞いた。 今日は多少昨日の強風の余波は残っていたが天気は良く、霞ヶ関かいわいは桜がちょうど満開になっていた。 夜は、新潟県内の森林を100ha以上所有する東京在住の森林所有者と、その森林の利活用計画に関して、実際に管理に関わる予定のNPOの理事長とともに東京駅で合流して打ち合わせを行った。  森林の維持管理経費を、その森林からの木材生産と森林資源の有効活用によって捻出するのは現状では容易ではない。 しかし、それを可能にする新しいシステムのモデルを作ろうと、もう残り時間が限られている団塊世代の3人が、確実に我々はいなくなっているであろう将来の夢を語り合うのは、今のあまりにも早いスピードで変化していくモノを扱っている人たちには理解できないであろう。 利用可能になるまで数十年から百数十年かかる森林を対象にしてきた者にとっては、現状の方が異常なのである。 現状におけるあらゆる加速度的な環境の変化と、その影響の拡大が、人類滅亡のシナリオに着実に乗せられている証しであることをほとんどの人たちは気付いていない。 

〈霞が関の桜はちょうど満開になっていた。〉

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする