2011年5月5日(木)、昨日は友人夫婦と蔵王温泉に泊まり、今日は蔵王-山形-寒河江-西川-大江-朝日-白鷹-長井-飯豊-小国と、月山・朝日山系の麓を廻って新潟に戻った。 20年近く前に訪れた西川町の「大井沢自然と匠の伝承館」に立ち寄ってから、峠を越えて朝日町に出た。 峠はちょうど萌黄色のブナの芽吹きが美しく、時々車を停めて写真を撮りながら朝日町の空気神社に向かった。
空気神社は、朝日町の「あさひ自然観」の近くにある世界に一つしかない空気を祭った神社である。 神社に向かう参道には、宇宙を創る5元素といわれる「木・火・土・金・水」のモニュメントが配置され、本殿はブナ林に囲まれた5m×5mのステンレスの鏡板である。 四季折々にブナ林の姿を映し出すようになっている。 なかなか面白いアイデアである。 訪れたのは2度目だが、前回はステンレスの表面を磨く長い柄のついたモップが置いてあったが、今日はそれは見当たらなかった。
〈大井沢はまだ残雪が多く残っていた。〉
〈伝承館は大きな古民家を活用している。〉
〈峠道から見下ろす芽吹き始めたブナ林の樹冠〉
〈今芽吹いているのはほとんどブナである。〉
〈常緑樹のスギとのコントラストが際立っている。〉
〈残雪の中の新緑が日本海側多節雪地域のブナ林の特徴である。〉
〈空気神社の本殿は、このステンレスの鏡板だけである。〉
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