2020年6月22日(月) 明日の現地調査を案内してくれる友人が、別の会議出席のため只見町に昨日から滞在していたので、私だけ一足早く彼と合流して前泊することにした。 会社からはJR越後線、信越線、上越線、只見線と乗り継いで只見駅に向かった。 小出駅で只見線に乗り換えたのは17:00ころだったので、2両編成の列車には、高校生がそれなりに乗車していた。 出発して駅に着くたびに数人ずつ下車していき、福島県境に近い新潟県側最後の駅「大白川」で、たった一人残っていた女子高生が下車して、ついに乗客は私一人となってしまった。 来年度には、豪雨災害によって鉄橋が流されて以来、10年かかってようやく全線復旧する予定になっている。 JRとしては、廃線という選択肢の方が高かったと思われるが、地元の熱意が通じて復活することになったローカル路線である。 しかし、どう頑張っても黒字になることはあり得ない。 JRも大変だが、維持管理費の応分負担をしなければならない福島県や地元自治体も厳しい選択だったに違いない。
〈福島県境に近づくにつれて登り勾配はきつくなってくる〉
〈新潟県側最後の駅大白川、ここで女子高生が下りて誰もいなくなった〉
〈列車の乗客は私だけとなった〉
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