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2009年1月18日(日)、アメリカの代表的画家の一人であるアンドリュー・ワイエス氏が91歳で亡くなったことが、今朝の朝刊の死亡告知欄に小さく報じられていた。
特に大ファンという訳ではなかったが、以前に展覧会で見て気に入り、その後美術館で絵ハガキを見つけると必ず購入し、礼状を出すときなどによく使っていた。絵ハガキを買いためておく机の引き出しを探してみると、ワイエスの絵ハガキはこの1枚だけが残っていた。この絵ハガキも同じものを何枚かまとめ買いをしておいたものだ。1978年の作品で、タイトルは「そよ風」。金髪の女性の髪がそよ風になびく様子が描かれている。この状況は一体どういうときを描いているのか?その前後の時間の流れや彼女の心の状態、風の強さや気温はどうだったのかなど、見る者の想像を掻き立てる作品である。
私の写真の作品づくりの目標は、たった1枚の瞬間を切り取ったものでも、そういうストーリー性の感じられるものを目指しているのだが…。難しい!
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