いろんな大会があるけど、だいたいの大会の1日目の夜は、懇親会。そういう懇親会には各リーグの首脳陣が出席し、だいたいが大盛り上がり。そのテンションは凄まじいものがあって、「もうイヤ」と思うこともしばしば。
ご多分に漏れずサニックス旗の夜もそうだった。
ボクは記憶を喪失してたみたいで、翌日、懇親会で一緒だった人から「大丈夫?」と声を掛けられたりした。
だけど、記憶が失われるまで、ボクの脳の10%はリョー坊の不調の原因について考えていたし、自分を取り戻した未明からもそのことについて考え続けた。すごく疲れる作業だったけど・・・。
世の中には枚挙に暇がないほどいろんなスポーツがあって、また、同じ数だけの一流選手、いやそれ以上の数の選手たちがいる。そういう選手たちとリョー坊を比較することは、非常におこがましいことだとは思ったけど、優秀な選手たちにみられる共通項とリョー坊の違いを見出すことは、今後、リョー坊の野球技術の上達に欠かせないことのように思えたから、そのことから考えることにした。
ボクはアルコールに浸された脳を使い、様々な選手のプレーを必死でイメージした。
いろんなスポーツ選手が、重なり、シンクロし、消え、また重なり、融合し、消え・・・
彼らに共通する原理的な要素・・・・
筋力、俊敏正、スピード、集中力、メンタル、環境、・・・・・
見えてきたものがあった。
それは姿勢。
立ち姿と言っていいかもしれない。
すなわち、正しい姿勢、立ち姿がカッコいいのである。
ついでに言えば、歩く姿もカッコいい。
なんだそんなことかっていうムキがあるかもしれないけど・・・
正しい姿勢は次の様々な動作に入るときの最も無駄のないカタチだし、重力に抗って地面に対して真っ直ぐ立つことは、進化の過程における過酷な生存競争を生き抜いていく上で最も理にかなったカタチにも思えるし・・・、
危機を察知し、俊敏に逃げる。
好機を察知し、俊敏に追う。
野球って、立って待っている時間が長いスポーツ。
練習もそう。
その長い時間、歪んだ姿勢で立っているとしたら・・・・、
後に、取り返しのつかないようなことになるかもしれない。
ちなみに、リョー坊の立ち姿はカッコいいものではない。
下図の「腰つき出し姿勢」に近い。修正が必要だ。
姿勢について学ぶ必要がある。