1969/04/09に生まれて

1969年4月9日に生まれた人間の記録簿。例えば・・・・

一人映画

2010-09-30 18:42:17 | ライブの記録
こないだ、ふらりと入った映画館でみた映画の邦題は、
「闇の列車、光りの旅」
入口に貼ってあったポスターの中の少女が、ボクを見透かしているかのようだった。
そんな目に惹かれてチケットをうっかり買ってしまった。

原題は「Sin Nombre」。
邦訳すれば、「名も無き人」、とでもなるのかな?。

・・・・ボクは命を懸けた旅行はしたことはないし、今後もその予定はない。

「名も無き人」は映画に過ぎない。
だけど、中南米の「名も無き人」の命懸けの旅ってのは、これは確かな事実のよう。

・・・・ぬるま湯に浸かった「名ばかりブタ」を知った。
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声の夢

2010-09-27 21:33:25 | 雑談の記録
また、変?な夢を見た。

ボクが教壇みたいなところに立って、何かを一生懸命、力説している。

ホワイトボードには波形が描いてある。

「声にはやはり質というものがあると思います。
例えば、同じ「ア~~」という声に関して、心地よく感じる声とそうでない声があるように思うのです。単に、美声とダミ声の違いのことを言っているわけではありません。」

ここでボクは、女性の同じような「ア~~♪」の音声を2つ聞かせる。

「殆ど同じように聞こえますが、みなさんは、どちらかの声に心を動かされたのではないでしょうか?」

ホワイトボードの上下には、2つの同じような波形が描かれてある。

「これは、今、みなさんに聞いてもらった声の波形です。どちらも、同じ波形に見えますね。」

ボクは、その波形の一部分を拡大していく。

「みなさん、こちらの上に描かれた波形の曲線は、拡大してもその線は滑らかなままですね。・・・一方、こちらの下の波形は拡大していくと・・・見えてきましか、・・・・大きく拡大すると、その曲線は実は、また、小さい波形の集合体からできている、しかもその波形は実に美しい・・・、みなさん、お気付きですね・・・、心地良く感じる声というのは、・・・・奥行きのある声と思うのですが、みなさん、いかがでしょうか・・・・」
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ライブ1番!

2010-09-26 23:06:54 | ライブの記録
アラサーとアラフォーの女子が殆どだった。
印象的だったことは、真性アラフォーというよりは仮性アラフォー女子が懸命にアンチエイジングにチャレンジして、その空間にやって来ていることだった。

その空間とはBe-9という名のライブハウス。

ボクは、アラフォー彼女に誘われてそのライブハウスに行った。

本日、PM7:00からEGO-WRAPPIN(エゴラッピン)のデッドヒートツアーだった。

やっぱり、ライブはいいねぇ~。年甲斐もなく、ノッテしまいました。

ダブルのアンコールステージが終わり、外に出ると、女子たちのこんなつぶやきが聞こえてきた。
「・・・チョット、足にきた、あした、大丈夫かな・・・」
笑えない自分がいたけど、思わず笑ってしまった。

ま、そんなライブ話しはさておき、今日は早朝から次女のバドミントンの新人戦の送迎で女子中学生5人を乗せて山鹿総合体育館に行った。
次女のホースケは昨日の2回戦ですでに敗退していたし、まぁ、それほど女バドに興味はなかったから、アリーナからのチラミを済ませると、体育館の隣にある山鹿市民球場へ向かった。

なんと幸運なことにボーイズの県大会が行われていた。

知った選手もチラリ、ホラリ。ラッキー!。

やっぱり野球も生が一番!。
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女房、元気で留守がいい!

2010-09-25 23:24:03 | 雑談の記録
今日も、家事を頑張ったゾ!。

掃除、洗濯、お料理!。

本当は昼から高校野球を見に行くつもりだったけど、掃除に熱が入っちゃって・・・。

そういうワケで夕刻から遊びに出かけました。

「笑いのしるし」を観てきました。一人で!

江口君!、MCお疲れさまでした!

また、観にいきます!。
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お持ち帰りは・・・?

2010-09-19 17:59:34 | リトルリーガーの記録
佐世保で行われたローカル大会に優勝旗があるのかどうか知らないけど、出発のときに愚息に言ったことは、

「お土産は、優勝旗でいいから・・・」

「ウン!」




連絡がありました。

・・・・・持って帰ってくるみたいです。
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逆行には気を付けたい!?

2010-09-17 17:32:07 | 雑談の記録
20代女性と40代男性の年の差カップルが急増中というまことしやかな話題や書物に接し、勝手に自信を深めてしまっている自分自身に気が付き、それを非情に虚しく感じている今日この頃、20代の女性読者の皆様、いかがお過ごしですか。

正直言いまして、ボクは20代女性に興味はございません。
・・・・・・カミさん一筋です!。

・・・と、まことしやかに発言したところで誰も信じてくれないのは承知しておりますので、この話題はカンペキに避けて通りたいと思います。


さて、明日の夕刻は中学んときの同窓会の集まりです。
今年のお正月にやった学年同窓会の記念アルバムがようやく完成して、明日、クラス幹事のみんなで封入作業を行い、その翌日くらいには発送の予定です。
記念アルバムは80年代楽曲が詰まったCD付きという気合いの入りようが笑えます。ボクが会の統括者でありますが、楽曲の監修責任者ではないことをお断りしておきたいと思います。

さて、明日の会合には、今回の同窓会を通じてできちゃった同い年カップルが来たりします。
「じゃじゃぁ~ん!」

・・・・・・明日の晩は、カミさんは愚息の佐世保遠征に帯同するため、家にいません!。
「ジャガジャガジャン!」

・・・・・・FやWFには十分気を付けたいと思ってマス!。
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「風犬ナンジャ」ビンビンびび便

2010-09-15 13:12:08 | 雑談の記録
「風犬ナンジャ」の江口君から直筆風のお便りが届いた。

実は、ボクは「風犬ナンジャ」の二人が一緒にいるところは何度もみたことがあるけど、二人のネタを観た記憶はないかも。そのかわり、いつのことだったか思い出せないけど、江口君のばぁちゃんネタには爆笑したようなしてないような・・・・。

ま、そんなばぁちゃんネタがお得意?な江口君から届いたお便りの内容というのは、お笑いライブのお誘い。

リーフレットと招待券が同封されていた。

お笑いライブ
「第10回 笑いのしるし」
会場:崇城大学市民ホール(大会議室)
期日:9月25日
開場:19:00
開演:19:30
料金:まさかの500円





なお、実行委員会の事務局長は、古い友人のMOR君!
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ご期待には沿えません!

2010-09-14 21:50:26 | リトルリーガーの記録
最近、自信を失くしていることがあります。

ボクがこんなことを言うと、「そういうことネ」という風に早合点する人が多いと思います。
しかし・・・・、残念ながら、そういう話ではありません。

・・・ん~、・・・・・実はこのバカブログの読者さんのうち、少年野球関係者は少数派ではないのかなって、ことです。

なんでそう思うのかっていうと、こないだ載せたユーチューブ動画のうち、熊工マーチングの再生が圧倒的に多かったからです。

「少年野球ブロガー」は、もうヤメようかな!?

相変わらず、検索キーワードの上位は「マスターベーション」「ラブエロブログ」「女子中学生・・・」「女子高生・・・」等々のエロ用語系。

ザーメンじゃなかった残念と言うほか無い。


ま、そんな話しはさておき、こないだの日曜日、ハイスピードモードで撮った愚息のピッチング動画を載せちゃいます。
ボールはジャイロ風回転をしています。
このときもいいタマが多かったんですが、きっといいタマのときってジャイロ風回転なんだと思います。
ちなみに、バカ解析によれば、愚息のボディスピンの角速度は高校生投手と同じくらいです。

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禁!穴に指!

2010-09-13 13:42:02 | 雑談の記録
昨日の祖母の四十九日の法要は、祖父の実家である熊本市池田の光永寺で執り行われた。

その寺の30代の住職は、ボクにとって「はとこ」に当たるらしいのだけれど、これまで親戚付き合いは皆無で、だから境内に入ったのも始めてだった。
車を降りると、突然のヤブ蚊の襲撃に曾孫どもは大騒ぎ。ボクは古い山門とその幽霊が出てきそうなくらいのオンボロお寺にビックリしたのだった。

しかし、見た目がオンボロということは、古いということ。

ナナナント、築400年以上とのこと。
光永寺は、もともと鹿本郡鹿本町にあったそうなのだけど、慶長年間、加藤清正が熊本城築城のときに当時の住僧了寂に命じて、ここに移築させ、熊本城築城の余材で建造させたとのこと。
また、西南戦争では、熊本城を取り囲む薩軍の営所となっていたため、熊本城の官軍がこの寺に出撃したらしく、その時の弾痕が山門に残っているからビックリギョギョギョ!。

皆さん、御察しのとおり、その弾痕に指を突っ込んだのでみました。

おそらく、多くの人がこの弾痕をいじるのでしょう!
周辺はテカッており、穴は拡大中のようデス!。





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ついでに公開 熊工吹奏楽部

2010-09-10 18:10:26 | 子供の記録
どうだ!



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「アレ」公開!

2010-09-10 17:49:28 | リトルリーガーの記録
ユーチューブの使い方や張り付け方を知ってしまったので・・・

さっきの「アレ」を公開しちゃいます・・・・。

古いヤツですが・・・。

これで弛むのか!?


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9月10日は!

2010-09-10 15:32:35 | リトルリーガーの記録
昨日の記録は2週間ほど前の出来事だったんだけど、愚息が夏休み宿題の読書感想文に選んだ一冊は、「心の野球:桑田真澄(著)」。

愚息とは週に一度だけ近所の学校のグランドでキャッチボールをしているんだけど、こないだは、久しぶりにいいボールがきた。グランドでナイターソフトをやっているAクラス風の大柄外野手からイロイロ(何年生なのか、どこの学校なのか、どこチームなのか)声を掛けてもらったくらいだった。

だけど、夏休みに入ってからはヒドイありさまで、本当にチームで投手をやっているのかというような状態だった。特に先週は酷くって、死んだボールばっかで、ボクは捕球すらしなかった。だから、ボールは照明の届かない草むらに転がっていってしまって、殆どがボール探しの時間だった。

原因は明らかだった。
要するに腕で投げようとしているから。腕っぷし投法になっているから。
腕で投げてしまうのには理由がある。
体全体に力が入っているから。特に上半身に・・・。
それは愚息の走姿や立ち姿からも明らかだった。

なので、ボクは先週、週に一度通っている陸上教室に早めに行ってハイスピードモードで愚息の走姿動画を撮った。その日は、今夏100m走の熊本代表で全国大会に出場したUED君も撮影対象とさせてもらった。

愚息とUED君の走姿をコマ送りで比較した。
「・・・どうだ?、UED君は弛んでるだろ、・・・どうだ?、オマエのは・・・」
「・・・カタイ、カタイかんじ・・・」
「最近、アレ、やってないだろ?、オマエはアレばしとかんとダメとよ、・・・・アレをすると弛むとよ・・・、弛んだほうがいいとたい・・・・」
それからずっと、愚息はアレにとり組んでいる。本人は走るのが速くなると思いながら。
ま、それでもいいんだけどね。


こないだのキャッチボールに話しを戻すとぉ~・・・。

ピッチングを始めて間もなく、愚息が喜々として言った。
「前の練習試合でかんね、1日目と2日目でフォームば変えたったい、2日目はね、体ば立ててからね、こう、ボディースピンば意識したったい、そしたらね、タマが走り出したったっていうか、いいかんじになったと、だけん、今も、それで投げよると」

「ほう、そうか、たいしたもんじゃん、・・・いいタマ、いいタマ」


テンポ良く30球ほど投げ込んで、ダウンをし、お互いに礼をしてピッチングの練習を終了した。
車に向かう途中、愚息がボソリと言った。

「クワタの本に書いてあった成長の法則がなんかワカッタ・・・・」

「エ?、ナニソレ、おとうさん、もう、憶えとらんし」

「あんねぇ、なんかねぇ、カーブが曲がらんらしかったったい、・・・だけどね、投げるときにね、ボールが膝に当たってから握りが少し変わったってぇ、・・・・そしたら、そんときカーブがスゴイよく曲がったんだってぇ・・・・」

「へぇ~」

おそらく、愚息は、ちょっとした変化が成長に繋がるということを言いたかったのだと思うのだけれど、桑田選手のことを「クワタ」と呼び捨てするのはイカンな。


あッ!、ヤバイッ!、今日カミさんの誕生日だった!。
ど、どーしよう!
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投手への第一歩!?

2010-09-09 17:59:03 | リトルリーガーの記録
左右の両手に硬式ボールを握り、うつむき加減で助手席に座っていた愚息が突然ボソリと呟いた。

「だいぶ前からなんだけど、やっぱり右手と左手とでは違うとたいねぇ~」

「なんが違うと?」

「あんねぇ~、右手の方がねぇ~、ボールが大きく感じるとたい・・・・同じボールなのに・・・」

それは愚息にとって深い悩みだったよう。
その感覚が納得できないし、気に入らないようだった。

「ほうッ、たいしたもんじゃん!、・・・・でも、それって右手の感覚が鋭くなってるって証拠なんじゃぁ!?」

「?????」

「アレ?、ワカンナイ?」

「????」

「ほら、ホムンクルス、ホムンクルス(正確にはペンフィールドのホムンクルス)は知ってるだろ!?」

「????」

「・・・知らん?、ほらぁ~、あのぉ~、手とかベロとかが異様にデカイ人間の絵とか人形とか知らん?、図鑑とかによくあるだろ」

「・・・あぁ~・・・」

「思い出した?、アレってさぁ、皮膚で感じる感覚の度合いを表していて、手が異様にデカイということは手の感覚が、他の場所と比べてそれだけ繊細で敏感ということなんだよ。それで、たぶん、オマエは、右手の方がより敏感というかそういうことなんじゃないかなぁ・・・」

「・・ん~?・・」(首傾)

「・・・ん~・・・、お父さんさぁ~、歯医者さんに行ったとき、聞いたもん・・・、歯を削られてるときって、なんだかスゴイ広い範囲を削られているような感じがするだろ、でも、ホントはスッゴイ狭くてちっちゃいところを削ってるワケでさ・・・、それで、そのことを先生に訊いたらさぁ、先生に、スルドイって言われたよ・・・・、ワカル?・・・」

「・・・ん~?・・」(首傾)

「じゃぁさぁ、小さいボールと大きいボールがあったとして、ピンポイントで力を加えてコントロールしようとした場合、どっちのボールがコントロールしやすい?」

「・・・大きいほう・・・あぁ~・・・」

ワカッテくれたみたいだった。

だいぶアスリートっぽくなってきた。





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世界制覇は日本チーム(江戸川南リトル)

2010-09-08 10:20:11 | 雑談の記録
そう言えば、ワールドシリーズは江戸川南リトルリーグが制したんだった!。
リトルリーグに携わっていながら、今頃になってこの話題に触れるというところが大問題だね!。高校野球に気を取らせすぎ!?

Newsweekから完全コピペ
http://www.newsweekjapan.jp/reizei/2010/09/post-191.php

「日本ではリトルリーグはどうして注目されないのか?」

8月29日の日曜日、ペンシルベニア州ウィリアムズポートで毎年行われる「リトルリーグ・ワールドシリーズ」で、日本代表の江戸川南リトルが、アメリカのハワイを4対1で破り、日本としては2003年に武蔵府中が優勝して以来、7年ぶりに世界チャンピオンの座を奪還しました。このリトルのワールドシリーズというのは、アメリカでは大変にメジャーなイベントで、16チームが4グループに分かれて参加する予選トーナメントと準決勝はスポーツ専門局のESPNが、そして決勝戦は3大ネットワークの1つABCが全国中継するという扱いになっています。

 実は、日本はこの「ワールドシリーズ」上位の常連で、2003年の前は2001年が東京の北砂、その2年前の1999年は大阪の枚方が世界一になっています。ウィリアムズポートにある、ワールドシリーズ専用球場に併設された「リトルリーグ博物館」には毎年の戦績をたどるコーナーがあるのですが、そこへ行けば日本のリトルリーグは大変な存在感を持っているのです。

 このウィリアムズポートというのは、アメリカの少年たちにとって、そして少年野球指導者たちにとっては正に「聖地」です。というのは、今の制度では日本の場合は、優勝チームはそのまま各国代表トーナメントの8チームの1つとして、この世界大会に参加できる(2007年から)のですが、アメリカの場合は、確かに8チームのアメリカ地区代表がトーナメントに出場できるものの、その8チームの1つになるためには、その町のリーグを構成する多くのチームから選抜した「町のオールスター」をまず結成し、それが郡とほぼ同じ「ディストリクト」で優勝しなくてはならないし、更に次の段階で州の地区優勝、州のチャンピオン、中地区チャンピオンと勝ち抜いて初めて、米国のベスト8に辿り着くのです。

 ですから、アメリカのリトルの側からすると、そうやって最後は米国のチャンピオンになって、その先に各国チームのトーナメントと準決勝を勝ち抜いた相手に「胸を借りる」という感覚があるのです。随分昔の話になりましたが、私の子どもがまだ小さくてリトルの選手だった頃に、大変世話になったデイブという監督さん(私の町内で本職は建築事務所経営)と一緒にチーム全体で「リトル博物館」へ行ったことがあります。その際に彼が、日本の優勝チームの紹介パネルを見ながら「俺は町のチームを少し勝たせるだけでも大変なのに、世界一になるなんていうのは、どんな監督さんなんだろう」とはるか上を仰ぎ見るような顔で言っていたのを思い出します。

 今年の大会は本当に厳しい試合が続きました。まず、江戸川南にとっては各国リーグで2度当たったメキシコとの戦いが壮絶でした。最初の対戦は負けゲームを最後に逆転3ランでひっくり返し、2度目の対戦も2対1という僅差で守りぬいたことが大きかったと思います。とにかくここ数年、日本チームはトーナメントや準決勝で、メキシコに敗れて決勝進出を逃すことが何回かあったからです。これに加えて、準決勝の台湾戦も延長に入ってのサヨナラ勝ちというドラマチックなものでした。

 今回は、ESPNの野球解説者として、ボビー・バレンタイン氏(前ロッテ監督)と、引退したばかりの新人評論家のノーマ・ガルシアパーラ氏(元レッドソックス、ドジャース、アスレチックスなどの名遊撃手)が素晴らしいコメントをつけていたのが印象的でした。特にバレンタイン氏は、時折江戸川南の監督さんのコメントを「超訳」をつけて紹介したり、日本の野球事情を説明したり、徹底的に日本野球の素晴らしさ、日本の子供たちの素晴らしさをアメリカの視聴者に訴え続けていました。まるで日本の野球大使と言ってよく、日本の野球界としては感謝してもしきれないぐらいの内容でした。ちなみに、その江戸川南の監督さんは有安信吾監督といって、長年チームを率いており、松坂大輔投手が在籍していた時の指導者でもあるなど、大ベテランだそうです。

 これだけの素晴らしいドラマ、しかも日本チームがアメリカの大舞台で活躍している姿が、残念ながら日本ではTV中継がほとんどされていません。そのために、話題性にも乏しいのは何とも寂しい限りです。この問題に関しては、私としては色々と理由を考えてきました。「リトルは、高校野球より低年齢なのに、企業の協賛などがあってカネの匂いがするので、『純粋』が大好きな日本の野球ファンには違和感があるのでは?」とか「余りにも実力主義なので抵抗がある?」、「高校が丸刈りなのに、より若いリトルの選手は長髪で違和感がある?」(今年の江戸川南は丸刈りで、逆にアメリカでは違和感がありましたが、バレンタイン氏はこの点も擁護していました)、「放映権料が高い?」などと、あれこれと悩んだものです。

 ですが、問題はそんなに複雑な話ではないのかもしれません。要は、この12歳から13歳のレベルの野球というのは、日本では圧倒的に軟式が主流なのです。警察や商工会などが支援して行われている小中学校レベルの地区少年野球も、各中学校の野球部も、みんな軟式なのです。ですから、同世代の野球少年やその親にとっては、リトルの硬式野球というのは、余りなじみがないのだと思います。その結果、多くの野球少年や野球ファンに取って、リトルというのは少数の野球エリートを中心とした遠い存在になってしまっているのではないでしょうか?

 では、どうして軟式なのかというと、これはインフラの問題に尽きます。中学の校庭で他の部活に混じって練習する、大きな公園に併設された野球場で試合をする、そうした場面では硬球は使えません。硬式野球というのは、あくまでしっかりネットを張り、選手以外がグラウンドに入れないようにした専用の施設でないと危険なのです。そして、日本は「野球大国」であるにも関わらず、硬式野球のできる施設は極めて限定されています。高校の専用グラウンドか、河川敷など一部の野球場だけなのです。リトルの場合は、大人の野球よりもダイヤモンドが狭いので、より専用の施設が必要ということもありますが、それ以前の話として硬球を使ったキャッチボールをする場所もないという事情が大きいのだと思います。

 その点では、少子化により学校施設には余剰が出てきていますし、地価も下落しています。今、改めて日本全体として野球関連施設のインフラ整備、そして少年野球の硬式化とリトルの拡大による硬式野球の「裾野の拡大」ということに取り組めないでしょうか? 小さなうちから硬球に親しめば、硬球の手応えを通じた「野球への愛」もより深くなるように思うのです。一昨日はドジャースの黒田博樹投手が好投して心意気を見せてくれましたし、日本野球はまだまだアメリカでの存在感を保っています。どんなに世の中が変わっても、野球だけは日本で楽しくプレーがされ、楽しく観戦され、そして世界の一流の水準を保ってもらいたい、心からそう思います。
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地獄イロイロ

2010-09-07 21:41:39 | 雑談の記録
海地獄、龍巻地獄、白池地獄、鬼山地獄、血の池地獄。

これらは、実在する地獄です。

最近、事件で注目を浴びつつある別府温泉にあります。






今日は、現場で地獄を見てきました。











蟻地獄です。

アリジゴクには肛門がないとか。

ジゴ苦だったりして。
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