1969/04/09に生まれて

1969年4月9日に生まれた人間の記録簿。例えば・・・・

性フェロモン

2010-04-30 21:25:18 | 雑談の記録
みなさん、GWはいかがお過ごしですか。

タイトルがエロいでしょ。みんな好きだもんね、こういう話題。
みなさん知ってますか?。エロか残酷な話題をするとPVがビョーンって上がるんです。・・・マッタク・・・・、読者の皆さんは、ボクと一緒で残酷エロバカ・・・いや・・バカエロ・・・どうでもいいや!


さて、今日は、とある総合病院の建て替えのための地盤調査に出向きましたが、本日、ボクの現場に現れた北九州からやってきた物理探査技術者は2名。
一人はボクの大学の後輩で社会人3年目のまつげが長い青年。まだ初々しさが残っている。

もう一人は新人だった。女性だった!。

髪は黒々で無造作。化粧っけゼロ。
ちょっとダブついた作業着にピカピカの長靴。
主従関係が逆転したようなヘルメットの被り方。
ヘルメットが彼女の頭を掴んでいるような印象。

「なんでこんなところに就職したの?」
「運命の出会いってヤツですか」
「エッ?、この会社に好きな人でもいるの?」
「違いマス」

彼女の声は女性の声としてはかなり低め。落ち着きがあるというふうでもないけど、こちらを落ち着かせない状態にするようなものではなかった。
会話は続いた。

「ごめんごめん、ちょっとオジサンに聞かせてよ・・・・、大学では物理探査の勉強をしてたの?・・」
「してません」
「・・・ん~~、で、じゃナンデこの仕事を?」
「去年、就職活動をやっていたのですが、なかなか見つからなかくて、それで北九州で行われた就職フェアに行ったときに、たまたまこちらの会社のブースに行き、アツイものを感じました!」

女性の言うセリフには聞こえず、横にいたボクの性の指南役(エロ大将)であるボーリング機長と顔を見合わせてしまった。

「・・で・・でも・・・、大学では縁もゆかりない勉強というか研究をしてたんでしょ?」
「はい」
「なにを研究したんですか?」
「がさんです」
「ハ?、ガサン?・・・ガサンってなんですか?」
「・・・ガです・・・ガです・・・だから、ガさんなんです」
「ガって、蛾のことですか、チョウチョみたいな・・・」
「はいそうです。私はヨトウガを研究してました」
「・・・ヨトウガ・・・ヨトウガ・・・」
またエロ大将と顔を見合わせた。

「夜を盗む蛾と書いてヨトウガというんです」
「・・・ッヘッー、・・・・ヨル、ヌスム、ガ・・・、なんか、その名前、風流なかんじがするんだけど・・・、へー・・・蛾ねぇ・・・・」
「そうなんです・・蛾なんです」

しばらく間があいた。

「ひょっとして・・・フェ・・フェ・・もしかしてフェロ・・ゴホン・・失礼・・フェロモンの研究じゃないんですか」

「そうです、よくわかりましたね、オスを誘惑する性フェロモンです」

ボクとエロ大将はまた顔を見合わせた。



駐車場での昼休み、ボクは彼らの車に行き、彼女の学生時代の研究について根掘り葉掘り聞いた。
二人は食事中だった。

「でも、こういう話は、OOTさんは苦手にしてますし・・・」
「いい、いい、後輩だからダイジョーブ、ダイジョーブ・・・さっきの続き・・・」
後輩のOOT君は残りの弁当を急いで喉にかき込んだ。彼はウブなのであった。
新人の彼女がきりだした。
「私、昆虫の恋愛事情に詳しいんです」

彼女は昆虫、特に蛾の交尾について、専門用語を交えながら喜々として説明してくれた。
また、彼女は携帯に蛾や幼虫(イモムシ)の画像を無数に保存していて、それを嬉しそうにボクに見せてくれたのだった。
「・・・このイモムシ・・・カワイイでしょ・・ウフフフ」
「いッ!・い・い・・・イモムシは苦手ですね」
そう答えるのが精一杯だった。

しかし、圧巻はなんといっても交尾に関する独特の解説。
「若いオスは下手なんですよ、すぐにムリヤリやろうとして・・・、そういうオスに対するメスの拒否反応はスゴクって、お尻を信じられないくらい反らせるんです。そこを、また、若いオスはムリヤリいこうとする・・・、はっきり言って戦いですねアレは・・・、まるで北斗の拳状態ですよ!、アタタタタって!音が聞こえてきそう!・・・ウフフフフ・・・」

「えっ?若いオスはダメって、それじゃぁ老齢なオスならOKだと」

「ん~、どうでしょう・・・、しかし、本当に上手に交尾ができるオスがいるのは確かです。しかし、できないオスは哀れなもんですよ・・ムダなことばかり・・」

さて、読者の御仁は、できるオスですか、それとも、できない哀れなオスですか。

エッ!、ボクですか!?、余計なオ世話でス。

おっと、その前に極上のフェロモンを嗅ぎに行くとしますか・・・・

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アリマからコンチニハ

2010-04-28 23:57:10 | 友人の記録
今日もいろんな出会いがありました。

40歳の恋、80歳の愛、オトコの友情。

7時過ぎに一度家に帰ってきたけど、今日は親鸞聖人が啓いたお寺での総会日で、そのことをスッカリ忘れていて、帰った途端にお寺に向かったのでした。

そこでの講話はこんなかんじでした。

無明の人間は愚禿(ぐとく)だと・・・。

「因果応報の理」
自分が撒いた種は自分で刈り取れと・・・。

「人は苦しみを嫌うが 好んでその因をつくる」

今日、行った現場は阿蘇。ビッグフィールド。
東田トモヒロ君のニューアルバムを聴きながら現場に向かったのでした。





(ボクの阿蘇ビバ!)


そして、帰宅後はお寺に向かい、戒められたのでした。

そして、さっき2度目の帰宅だったのですが・・・・、
オトコの友情に触れることができました。

テッシーさん、ありがとう!。
大事にします。キャップ&Tシャツ。

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新聞沙汰

2010-04-28 09:59:58 | 友人の記録
今日は、宮里コウゾウさんのことを記録しとこうかなと思います。

最近、宮里さんとは、音沙汰無しの関係なのですが、ボクの深いところではいつも、宮里さんのこと気にかけています(ホントーです)。

宮里さんのバンドが昨年新聞沙汰「日経おとなのバンド大賞 九州代表」になっていたのもちゃんと知っています。



そんな宮里さんが、やってくれます。

5月22日(土)18:00開場、18:30開演
バトルステージにて!

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ジャズな大人になりたい

2010-04-27 17:37:06 | 友人の記録
中学んときの同級生で友人の「しろひ君」は主に九州管内で活躍しているジャズサックス奏者。
サックスでメシを食っていっている強者しろひと言えば、カッコいいかもしれない?。

さて、そのしろひ君、今月から熊本シティFM(79.1MHz)で番組を持つことになって、すでに2回の放送。毎月第2、第4金曜日の午後4時~5時。タイトルは「しろひのBaby Talk Jazz Study」

聴いたけど、ナニゲにカッコいいのである。悔しいくらいに!。

前回の放送では、ゲストに熊本を代表するJAZZピアニスト豊田隆博さんと、BAHIAマスター田崎寛さん迎えてのトーク&ジャズ。

聴いたけど、ナニゲにカッコいいのである。悔しいくらいに!。

昔、誰かの小説にジャスが出てくる場面がよくあったように思うけど、その本を読んだ頃のボクはまだ若く、ジャズはカッコつけるための道具みたいにしか感じれなかった。

だけど、こないだしろひ君の番組から流れてきたピアノを聴いて、ちょっと掴めたような気がしたんだ。

ボクが聴いた曲の題名とかは既に忘却の彼方なんだけど、印象は深く残っている。

全ての音楽には主旋律(メロディ)があって、ジャズも例外ではないのだけれど、ジャズには、主旋律(メロディ)をワザと切った「間」というか「タメ」というか、そういうものが沢山あることを知ったんだ。ただ、その間やタメというのは極一瞬。気付かないくらいの瞬間にしか過ぎないんだけど、無音の瞬間ってのがあるんだネ。

このことは、ラジオを聴きながらハッと気がついたことなんだけど、ボクが思ったのは、実はボクらは一瞬の間(無音の瞬間)に次の音を予測しているのではないのかなってこと。
そして、その予測と実際の音が符合したときに喜びを感じるってアンバイなのだ。

つまり、奏者は旋律を聴かせながら、実は聴き手に旋律をイマジネーションさせているのではないのかなってこと。もし、奏者がそんなふうに思いながら実際に奏っているとすると、それはかなり確信犯的なんだけど、いいジャズっていうのは、聴きながら妄想に拍車がかかるというか、そういう力があるような気がするんだな。そして、予測と違った音で聴き手をサプライズさせたり、感情の波を揺さぶったりってな方法で、聴き手の心を弄ぶのがジャズ奏者冥利なのかもしれないと思ったりするわけ。そして、ソレに弄ばれて、ソレを気持ちよがっているのがジャズファンではないのかと・・。

つまり、ジャズはヤラシイ音楽、エロ音楽と考えることができる(しろひ君ゴメンネ、表現が下品で)。

だから「大人の音楽」と呼ばれるのだろう。

ジャズ好きは・・・・・エロに違いない!
「間」違いないッ!
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振り払え!

2010-04-26 12:28:57 | リトルリーガーの記録
準備に対する結果を記録しておこうと思う。

誰かが言っていたと思うけど、「負けに不思議の負け無し」。
昨日のマイナーはまさにそういう試合だった。

メジャー戦のあとの2試合目。

我がマイナーは先攻。
先頭打者は愚息だった。

相手ピッチャーはメジャーでも登板経験豊富なIID投手。
IID投手は、5年生投手としてはおそらく九州No.1。160cm近い長身からしなやかな腕の振りが特徴でストレート、スライダーのキレは抜群。

ボクは2塁審をつとめていた。

相手に不足は無かったはず。

ただ、こういう記憶はボクには無かった。

愚息は一度もバットを振らず、ベンチに戻って行った。


それが試合の全てを物語っていた。

1回裏。マウンドに立ったのは愚息。
単打でランナーを背負うも、無難に抑え失点は無し。
しかし、内野陣は既に死に体。

たまらず、攻守交代時に選手に言った。
「本当に声出してみろよ!」

結局、愚息は3回途中で1アウトも取れず3失点。満塁のままピッチャー交代。結局、大量失点のお膳立てをしただけだった。一方、打線は3回までノーヒット。愚息は二打席目も見逃し三振だった。

なんじゃそりゃ!

4回2死満塁の三打席目は1点差につめよる走者一掃の左中間3塁打を放ったけど時すでに遅し。



マイナーは2試合を行い、結局2敗。
傍目には、愚息は攻守に活躍したように見えたもしれない。
しかし・・・。

帰りの車中でボクは愚息を罵った。

「なんだよ、アレ・・・、・・あの見逃しはなんなんだよ!・・・、バットはなぁ!、打つためにあるんだよ!、振りもできないヤツがバッターボックスに入る資格なんてねぇ~んだよ!、オマエにバットなんざ100年早えぇよ!。・・・・よく考えてみろ!、オマエは先頭打者で切り込み隊長なんだぞ、しかもキャプテン・・・、あんなんじゃぁ、誰もついて来ねぇ~だろうが、・・・・オマエはバカじゃねぇのか・・・、そんなことも、まだ、分かんねぇで野球やってんのか・・・やめちまえ!」

言い分があるみたいだったけど、敗戦の責任は愚息にあったと思う。
監督・コーチは必死だった。


帰宅後、丸太背負いヒンズースクワット2000回を課した。


その後、夕食を共にしながら愚息の言い分を聞いた。

最初から昨日は雰囲気が良くなかったとのこと。
試合前のキャッチボール、練習のときから声が全然出てなくて、それをなんとしたかったけどどうにもならなかったとのこと。そして、そのまま試合時間となり不安な心のまま打席に入ったとのこと。

なるほどと思った。確かに練習試合の連絡は、前日の遅い時間だったし朝になって知った選手もいたそう。準備不足と言えばそれまでかもしれない。しかし・・・。


「ナルホド、そういう不安な心の状態じゃぁバットは振れないということがよく分かったわけだ・・・、それはいい勉強になったね・・・・しかし、そういうときだからこそ振るべきじゃないのかな・・・・、結局、オマエの心の不安がみんなを不安にさせたんだよ・・・・そう思わないか・・・・、リーダーって大変なんだよ・・・自分の心から不安を取り除くってスッゴイ大変なことなんだよ・・・、でも、もうわかってきたかもしれないけど・・・、そういう時こそ「今」に集中するんだ・・・・野球で言えばボールに集中すること・・・そういことだと思うな・・・」


この一打に賭けろ~、
気合いでふりぬけよ~、
誰もオマエは止められぬ~、
愚息よ!カットバセェー!
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ルーティーン

2010-04-24 22:46:34 | リトルリーガーの記録
今日は、世界大会につながる全国予選大会だった。

1回戦の対戦相手は、くじ運悪く?昨年九州大会覇者のSSBリーグ。
エース対決と相成った。
SSBリーグは、マイナー選手を引き連れて前泊で熊本入り。
がぷり四つの1回戦だった。
結果は、残念ながら0-5で敗戦。

我がマイナー選手は昼食後、試合会場からグランドへ戻り解散となった。
グランドでは、新監督のもとでシニアが練習をしていた。
新監督は、午前中の練習でマメをつぶし、手には血が滲んだテーピングが巻かれていた。
マイナー選手はしばらくシニアの練習を見学していた。

愚息がボクのところにやってきた。

「お父さん、GG君のうちに遊びに行っていい?」
「ダメ」、即答した。

土日、本来は練習日。
メジャーは敗戦。シニアは監督が血を流しながら練習。
これを見てどう思うのか。どう感じるのか。重要な部分だと思う。
まして、メジャーの対戦相手は、試合の無いマイナー選手を引き連れて熊本遠征。
言われなくても感じるべきではないのか。

「遊ぶだぁ?、オマエ、バカじゃぁねぇのかぁ?練習するぞ」

ボクは愚息と場所を移し自主練習を行った。
20分走。
バランスを意識した歩行5分。
キャッチボール。
下半身を意識したキャッチボール。
ランニングキャッチしてステップを意識したスローイング。
ランニングキャッチしてステップをしながら球筋を意識したスローイング。
ゴロ捕り。
スッテプを意識したゴロ捕り。
ステップをしながらグラブの開きを意識したゴロ捕り。
スッテプをしながらグラブの開きを考え捕球後に胸元に持ってくるスピードを意識したゴロ捕り。
素振り。
肩の開きを抑えた素振り。
フルスイングの素振り。
ティーバッティング。
肩の開きを抑えたティーバッティング。
フルスイングのティーバッティング。
ロングティー。
ピッチング。
球種確認とバランス確認。
9人打者を想定し、配球を考慮したピッチング。
ネットピッチング。
フォーム確認とタイミング確認、微調整。
ダウン。
グランド整備。
きっかり2時間半だった。

帰宅後、温泉に行き、リラックス。
夕食は、我が家で焼肉。

午後9時前。保護者会長のIMUオヤジから電話。
「SSBリーグから練習試合の申込みがありました!、メジャーもマイナーも・・・」

カミさんとストレッチをしていた愚息に言った。
「遼太郎選手、練習の理由がわかっただろ」
「うん、・・・お父さん・・・凄い!」

準備が、大事なのである。
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もし僕がヒーローだったら

2010-04-23 18:50:04 | 雑談の記録
現場から現場への移動中、携帯が鳴った。

車を停めた。

「hiratakuwa君?、元気ぃ?、お昼休みならいいと思って電話してみた。」

「・・・・」

「ねぇ、知ってるぅ?、憶えてるぅ?、今日4時からシロヒ君のラジオがあるの・・・、こないだ聴いてなかったでしょ・・・、忘れてると思って電話したの・・・・」

「ん~・・・、だいたい憶えていたかな?、今日は車の移動が多いからたぶん聴けるとおもうけど・・・ナニ・・、そういう用事で電話してくるんだ・・・、なんか・・・面白いネ・・・・あ~・・ワカッタワカッタ・・・ちゃんと聴いとくからさ・・・・、だ・だ・だけどさ、シロヒ君のラジオってそっちで聴けんの?・・・やってねぇ~だろ、そっちじゃ・・・あ~・・ハイハイ、じゃねぇ・・」

電話の主は東京在住のシングルマザー。元カメラマンで現在は保険の外交員。
中学んときの同級生で、お正月にやった学年同窓会発起人中の「重要」人物。
彼女には貸しがあった。なので、会長権限で同窓会の記念冊子作りを一任したのだった。
4月中には出来上がる予定だった。

3月中旬頃だった。
彼女から電話があった。4月初旬に帰熊するという。ついては、その折りに原稿を見せることができるかもしれないとのことだった。帰熊した晩は、同級生たちと花見の計画があるとのこと。しかしその晩、既にスケジュールが入っていたボクは花見の代わりにお昼に会おうということを提案していたのだった。

しかし、当日、ボクは彼女から電話が来るまで会うことをスッカリ忘れていたのだった。

所用を済ませ、ボクはグランドからジャージ姿で彼女の実家に向かった。
県道沿いのナントカというブティック?に居るからそこまで来てくれとのことだった。
渋滞がひどく到着まで時間がかかった。
彼女は歩道に立っていた。
ブラックに身を包み足元はブーツ。首には薄紫色の長目のストールがあり、化粧っけはなし。
長身で姿勢が良く、洗練された雰囲気は十分だった。
ブルーのトヨタのドアを開け、体をすべり込ませてきた。

「お久しぶり・・、元気だった?」

車内にかなりステキな香りが漂った。ちょっとグラリときた。
その日は温かかった。だから運転席側のウィンドウを全開にした。
こういうとき、九州男児は女性を褒めるようなことをゼッタイに言わない。

「・・・ちゃんと持ってきたんだろうな・・・・、ナニッ!、忘れただとぉ!・・・オマエ・・、なんのために帰ってきたん・・・・・・、え・・・本当は出来てないって?・・・・バカじゃぁ・・・、航空券は一月前に買っていたから・・・・、あ、そう・・・・体だけでこっちに来たわけね・・・」


「ねぇ、hiratakuwa君、それより間に合う?」

彼女は、全然、堪えていなかった。
隣町の選挙絡みで行われるお笑いコントショーに連れて行く約束をしていたのだった。

その道中は、懐かしい話しに花が咲いた。

「ねぇ、hiratakuwa君知ってるぅ?、あたし、hiratakuwa君のこと2番目に好きだったのよ」
「こないだも聞いたって、それ・・・そして1番目は○○君だったって話しだろ・・」
「うん、でもhiratakuwa君、ホントに憶えてないの?」
彼女はまたその話しを始めた。
「・・・・いつも一緒に帰ってたでしょ・・・・、そしたらあるときhiratakuwa君が、目、つぶってって言うから・・・・、あたし目ぇつぶったのぉ・・・それで目開けていいよって言うから・・・・、・・・そしたら・・・・足元に猫の死骸!・・・あのときねぇッ!・・・あたしねぇっ・・・・・」
「あ~~、ワルカッタワルカッタ・・・でも・・・、マジでこれっぽちも憶えとらんとって・・・」
「・・・hiratakuwa君は残酷だった・・・・」
「・・・そうねぇ・・・おたまじゃくしなんかをいっぺんにアスファルトにばらまいて干からびて死んでいくの見るの好きだったしねぇ・・・」
「・・そ・・そ・・そんなことしてのォッ!?」

コントショーはイナカの小学校の体育館で行われた。
それなりに楽しい時間だった。

帰り道、彼女に菜の花畑に連れて行ってくれと頼まれた。
周辺は田畑が広がっていた。空は青かった。
彼女の手元にはレザーケースに入ったiフォンがあった。
彼女は飛行機雲を撮った。

小径に車を停めた。
彼女は菜の花畑まで歩いて行った。
ボクは車を降りずリクライニングを倒し帽子を深く被った。
目をつぶった。
やや西に傾いた日差しが温かかった。

しばらくして彼女は車に戻ってきた。
液晶画面に黄色が写っていた。

「いいでしょ」
「ウン」

帰り道、口数は少なくなっていた。
ボクは眠くなっていた。

彼女はラジオから流れてきた「翼の折れたエンジェル」を唄っていた。
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「竜馬伝Ⅲ」

2010-04-23 01:53:13 | 友人の記録
「竜馬伝Ⅱ」を記録してから1時間も経たないうちに、いろんなことが急展開して・・・。

人生とは不思議ですね。

こういうことになること、ウスウス期待していた部分があったことは否定しません。

しかし、展開のスピード・・・・・ハヤッ!。早すぎ!。

ボク自身、ついていくのがやっとこさデス!
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「竜馬伝Ⅱ」

2010-04-22 17:11:28 | 友人の記録
今日は雨がひどくって、予定していた2現場での技術指導の業務がキャンセル。
ヒマを持て余していると言ったら怒られるかもしれないけど、事務所にはたった一人。
電気も点けずに一人だけなんです。

なので、こないだ途中で終わっていたINUオヤジの記録をしとこうかな。
INUオヤジからも続きを頼まれていたような・・・頼まれてなかったような・・・。

INUオヤジは、我がリーグの保護者副会長兼マイナー保護者の代表って立場。
子供は男ばかり3人。奥さんが「強い」ってことなのかもしれない。

ま、そんな話しはさておき、INUオヤジは柔和なその顔とはウラハラに、世のため人のためにお堅い仕事をなさっているお方。だから、全てのことについてちゃんと準備をしとかなくちゃ気が済まないというタイプで、ボクみたいなザァーッとしたいい加減な人間からすると、社会人の鏡のように見える。・・・・だけど、ご多分にもれず・・・、INUオヤジもエロです。ここがボクとの唯一無二の共通点。これからもこの共通点は常に大事にしていきたいし、守るべきものとして心に強く誓っておきたい。

「エロ、万歳!」なのである。

そんなINUオヤジは、今回の大会ではレセプション(懇親会)の責任者なのであった。
懇親会は会費制ではあるものの、各リーグの事務局、監督・コーチのほか、自治体や地元政治家、高校野球監督が招かれ、約60人の出席があっただろうか。
会場は内牧温泉街の中でもビッグスリーに入るホテルの宴会場を借り、受付では各人に名札を配ったり、ステージ上に立派な横断幕を設置したり、それはいわゆる「懇親会」の様相だったのでした。懇親会は大会初日の夜に開かれ、各リーグは別々の宿に宿泊していたから、送迎のバスなんてのもちゃんと予約したいたみたい。だけど、当日、阿蘇では全国規模の剣道大会が開催されていて、温泉街の人々の行き来が激しかったみたいで送迎バスが時刻通りに運行されないというハプニングが発生。やや遠方に宿泊していた連盟の審判部の方々はタクシーでの来場となった。
しかし、想定外はこればかりではありませんでした。

開会式の司会は星野竜馬君にお願いしていましたが、懇親会のそれも彼にお願いをしていたのでした。
開会式の台本はもちろんボクが準備しましたが、懇親会に関してはINUオヤジに一任。
「INUさんの好きにすればいいよ、INUさんが準備をすれば、全てパーフェクト!、でしょ。」

INUオヤジは、星野君のお店に何度か足を運び綿密な打合せをしていたそうです。そして、星野君のコントや翌日の決勝トーナメント組合せのためのドラフト会議風くじ引き大会や、それらのためのセット作りに相当の時間と労力を費やしていたそうです。突発性難聴にもかかわらず・・・・。

星野君はお昼過ぎくらいまでグランドにいましたが、知人と会う約束があると行って先にホテルに戻ったのでした。ボクと星野君は同じ部屋になっていて、懇親会の1時間前に最終的な打合せをすればOKだねという話しをしていました。

初日の試合が全て終わり、ホテルに戻ったのは夕刻5:30。懇親会の開宴は7:00、受付は6:30からでした。ホテルに星野君の姿はありませんでした。電話をしましたが応答がありません。呼び出し音が響くだけでした。先に、会場のホテルに行ってINUオヤジと打合せをしているのだろうと思いました。大急ぎで着替えSGAさんと会場のホテルに向かいました。

INUオヤジはすっかり怒っていました。その会場のホテルの対応の悪さに・・・。
「バスの手配をしていたのに・・・、出てないってぇ・・ナンデぇ・・、アッタマくるッ・・、・・ところで星野君は?」
「・・・エッ?・・・こっちに来とらんと?」
「いえぇ」
「ンッ?」
「ンッ?」

星野君に電話をしましたが、呼び出し音が虚しく響くだけでした。
何度も何度もかけましたが・・・・。

懇親会係りだったMSZママがボクに打ち明けました。
「星野さん、お昼頃、ものすごく深刻そうな顔で電話をしていましたよ・・・」
「星野君が深刻そうな顔?」
「・・・、なにか、あったのかなぁ・・・」
「・・・トラブル?・・・・」
いや~な空気が流れました。

「ま、とにかく、時間までに来てくれれば、ナントカなるしょ、INUさん、カンペキだからさ・・・」

こんな軽口を叩いていましたが、ボクは心底心配でした。
まさか・・・、突然死、・・・、あの体型にあのバイタリティ、あり得ないと考えないほうがいいかもしれない。もし、このままずっと連絡が取れなかったら、警察、病院、消防署に・・・・。

開宴10分前になりましたが、応答は無し。

「INUさん、どうする?」
「・・・もう、ボクが司会しますよ・・・」
「うん、それしか方法はないよね」

懇親会は審判部の到着を待って始めることとなり、開始は7:15分頃の見込みとなりました。

INUオヤジは自分で作った台本を、屈伸運動をしながら読んでいました。INUオヤジのやる気ボルテージがグングン上がっていくのが見ていてよくわかりました。
これはこれでいいのかもしれないと思いましたが、やはり星野君のことは心配でした。

ボクは星野君と共通の友人であるMOR君に電話をしました。
MOR君は以前バイクショップをやっていて現在はリフォーム業で生計を立てている職人気質の男。星野君の後見人的存在。
MOR君の返事は簡潔明瞭でした。
「そりゃぁ、アイツぅ、寝てますよ、車ん中で、間違いないっすヨ」
そしてMOR君は続けたのでした。
「hiratakuwaさん、本当にスミマセン、迷惑ばかりかけて、アイツ、バカなんっすよ・・・、今から、みんなに電話掛けさせて起こしますんで・・・」

7:12分 携帯が鳴った。
「ハッ、ハッ、ハッ・・・い、一番、お、お、奥のところでしたよね・・・、今、走ってそっちに行ってます」
「・・・ハヨコイッ!、このボケカスッ!・・・」

カーペットの上を巨体を揺すりながら星野君がやってきた。

「まだ、はじまっちゃいないけど、やるからな、たのむぞ、マジで!」
大きい体が一瞬小さくなった。

INUオヤジは最高潮に達していましたが、星野君を見るなり、空気が抜けるような音が聞こえてきそうなくらいの勢いで、そのボルテージは小さくなっていくのでした。
しかし、INUオヤジの切り替えは天下一品でした。

台本資料やメモを渡し、簡単な打合せを済ませると、星野君を会場に送り出したのでした。

もちろん、懇親会は大盛況でした。




しかし、ボクは思ったのでした。
星野君は車の中で本当に寝ていたのだろうか。
ひょっとして「ネタ」ではなかったのだろうか。

今日、問いつめてみようと思います。
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「竜馬伝」

2010-04-22 09:38:34 | 友人の記録
NHKの大河ドラマ「龍馬伝」にあやかり、友人の星野竜馬君がやらかしてくれます!。

龍馬を演じる福山雅治とは比べものにならないほどブサイク?な彼ですが、こちらが御本家ホンモノの「竜馬」です。

果たして、伝説になるのか!?
乞う ご期待!






本日、「竜馬伝」の件で打合せに行き、チケット購入の予定です!。
ご協力お願いしま~す。
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マットレスの使い方

2010-04-21 21:01:36 | 雑談の記録
マットレスを使った不安定な場所でのフルスイング素振りは、もうずいぶん前からやっているけど、今年は年明けから下の画像のようなバランストレーニングを始めていたのでした。




そしてさっき、部屋を覗いてみると、なんと、こんなことをしていたのでした。





エっ?、足元がよく見えないって?




マッタク、お馬鹿な野球小僧です。



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月面女性を目指せ

2010-04-20 19:57:54 | 雑談の記録
間もなく山崎さんが宇宙から帰ってくるけど、これが最後のフライトかどうか詳しいことはわからないけど、近いうちにスペースシャトルの歴史に幕が降りるのは確かみたい。

ところで、ボクはシャトルの初飛行、特に着陸のことを憶えています。
宇宙から大気圏突入し、その後は滑空しながら着陸するなんていうのを、夜中だったか明け方だったか、トニカク、衛星生中継を食い入るように見ていたのを憶えています。

大気圏突入の時はシャトルは1000°を超える高温に曝されるのだけれど、それを防護するものとして機体には「耐熱パネル」なるものが貼ってあって、それは「セラミック」という材料からできているということをそのときの報道で知ったような・・・・しかもそれは日本製だったような、そうでなかったような・・・。


セラミック・・・、簡単に言えば焼き物ですかね。

「なんだよ・・、スペースシャトルって粘土で覆われてのかよ・・・カッコワルッ!」
そう思ったものですが・・・・、

鉱山会社の就職試験で、役員との最終面接のとき
「あなたの会社での夢はなんですか」
と問われ・・・・、

「月か火星での資源開発です」
と大まじめに答えたのを憶えています。


ちなみに、出身地が横浜の次女は「歩月」という名前。
愛称はホースケ。

ガンバレ!ホースケ!。直子に負けるな!。


・・・だけど、直子さんの旦那さんみたいな玄人っぽい人は、お父さん、ちょっと苦手かも・・・・・。
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キャンプで野外ライブを楽しみたい

2010-04-19 09:50:15 | 雑談の記録
朝帰りしたその日から風邪をひいちゃったみたいで、昨晩あった新監督就任のお祝いの宴席で、とうとうボクは行方不明になってしまったのでした。
宴席で倒れてはマズイと思い階下の空き部屋に侵入、そこで昏睡してしまったのでした。
IMUオヤジにまた迷惑を掛けてしまいました。


そういうわけで風邪の諸症状を抱えながらお仕事をしているのですが、集中できるはずもの無く・・・


ゴールデンウィークはナニをしよう・・・・・。

決定権はボクにはありません・・・・・。

愚息が野球を始める前、我々家族のGWの楽しみと言えば、「虹の岬まつり」でのキャンプだったのでした。

今年からは、大分県佐伯市の屋形島という島で行われるそう。

行きたいな

けど 行けないな

行きたいな

けど 行けないな
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夢ふうせん

2010-04-18 12:23:06 | 雑談の記録
またしても帰宅時間が新聞配達よりも遅くなってしまった。
ほんと、だらしない41歳です。

すっかり明るくなった頃、カミさんに言われた。

「淋しかった・・・」

こういう言葉は、罵詈雑言よりはるかにに心に響きます。

「本当にゴメン」
二日酔いの言葉に反省の色はないかもしれない。


しかし、昨晩は昨晩で、いろいろな出会いがあり、別れがありました。
いろんなことを考えてしまいました。
そのことを、詩にしてみました。

「夢ふうせん」

あなたは大きく羽ばたくことでしょう
旅立つその日まで、わたしはあなたのそばにいるから

夢ふうせん あなたの想いを乗せ 飛んで行け虹色の空へ
夢ふうせん わたしの想いを乗せ 飛んで行け虹色の空へ

おぼえている?
小さな手を握り 一緒に歩いたあの春の日
あなたは 石ころひとつによこび 紋白蝶におどろき 菜の花を食べようとした
おぼえている?
小さな手を握り 一緒に歩いたあの夏の日
あなたは アスファルトの熱を忘れ 蝉のヌケガラを集め カブトムシをせがんだ

夢ふうせん あなたの想いを乗せ 飛んで行け虹色の空へ
夢ふうせん わたしの想いを乗せ 飛んで行け虹色の空へ

おぼえている?
小さな手を握り 一緒に歩いたあの秋の日
あなたは 棒っきれを振り回し 草むらに隠れる 秋虫たちと戯れていた
おぼえている?
小さな手を握り 一緒に歩いたあの冬の日
あなたは 初めて見る雪に すべってころんで 泣いてしまった

夢ふうせん あなたの想いを乗せ 飛んで行け虹色の空へ
夢ふうせん わたしの想いを乗せ 飛んで行け虹色の空へ

おぼえている?
わたしの手を握り 一緒に歩いたあの遠き日
あなたは いつも笑顔で いつもやさしく いつもそばにいてくれた

あなたに見せてあげたい 大きめのランドセル
まわりに支えられここまで歩んできたの
世間の風は冷たいことが多いけど
陽の当たる場所はちゃんとあるの

あなたは大きく羽ばたくことでしょう
旅立つその日まで、わたしはあなたのそばにいるから

夢ふうせん あなたの想いを乗せ 飛んで行け虹色の空へ
夢ふうせん わたしの想いを乗せ 飛んで行け虹色の空へ




全国のシングルマザー、シングルファーザーを応援したいと思います。
コメント (2)
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ご視聴はご自由。

2010-04-16 21:33:04 | 雑談の記録
一応、リーグの広報部長としてお知らせしとかなくちゃいけないことがあります。

我がシニアの監督が毎週ラジオに出演しています。

肉声が聞けます。
「広瀬哲朗の週刊プロ野球」
http://podcast.rkk.jp/raditama/2010/04/post-559c.html

どうぞ、ご視聴下さい。
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