1969/04/09に生まれて

1969年4月9日に生まれた人間の記録簿。例えば・・・・

辰年に「タツ」

2012-01-05 16:41:16 | 雑談の記録
冒頭、タイトルを読んで卑猥なことを想像してくれた諸兄諸君に、先ず、拍手を送りたい。
パチパチパチパチ。

さて、例年になく穏やかな正月を迎えられたことに、先ず、感謝。
しかして、その実体は・・・・について記録しておこうと思う。

昨年、結婚以来初めて「個人」の年賀状というものを作ってみた。

アイディアがかたまり、作成に取りかかったのはようやく31日午後。

それまで、何度かPCにむかったけど、考えがマッタク湧いてこなかったのだった。
部活や塾で家にいない娘たちに代わって息子と一緒にやった大掃除最中も思案し続けた。

ケルヒャーの高圧洗浄機で「ちべたい、ちべたい」と言いながら玄関周りを洗浄をしているときも、「クセー、クセー」と漏らしながらカビキラーを風呂壁に噴霧しているときも、「最後にしたのいつだっけ?」と呟きながら車にワックスかけているときも、「ピカピカッ」と納得しながらフローリング用マジックリンで床を磨いているときも、「アチイ、アチイ」とジッと我慢しながらサウナに入って汗ダラダラのときも・・・・。

「別に、たくさんの人に出すわけじゃぁないし、カッコつける必要もないし・・・ケドな・・・コレも一種の表現活動なわけで・・・・う~ん、う~ん、・・・」

そうして、ソレは除夜の鐘の前に出来上がった。

大した出来映えじゃぁなかったけど、やっぱり、12月26日から29日の昼まで敢行していた75時間の「断食」が影響しているように思えた。

盤石とは言い難い脆い世界に生きていることをあれだけ十分学んだハズなのに、「バランスが大事」などとうそぶきながら、今も煩悩に苦しんでいるバカです。

一枚のハガキに表現されたのは、まさに、ボク自身の「近況」となった。

車(86:ハチロク)は、物欲の象徴であると同時に、コントロールしたいという我欲のソレでもある。
実のところ、車とは、道しか通れない悲しき道具である。

「ココ、マッスグ、行きたい」と思っても、道が曲がっていれば曲がらなければならない。
車を上手くコントロールしているようで、実は道によってコントロールされているのである。

人生を上手くコントロールしてるように見えても、「増税」からは逃れられないのとなんか似てないか?。低額納税者がこんなこと言っても説得力はないのだけれど、ボクらは既にコントロールされた世界でしか己の人生をコントロールする以外に手段はない。だけど、その世界は薄氷の上ときている。決して盤石ではないのである。ボクにとっての世界は今日にも終わるかもしれない。
そういう世界にいて、本当に大事なものとは一体なんなのか。
しかし・・・、煩悩が・・・、。
その繰り返しである。


断食を経験したのは、これで3回目。

断食の効用については諸説あるけれど、今回のソレで感じたかったことは「欲を絶つ」こと。穏やかな正月を迎える秘訣かもしれない。
コメント
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